「じいじ頑張るぞ」孫のために決意した「禁煙貯金」。5年かけて開けたら...嬉しい悲鳴!<後編>

「タバコが唯一の趣味? と言っていいほど、ヘビースモーカーだった夫。禁煙を勧めても頑なに拒否していた夫が、あることをきっかけに禁煙貯金を決意! 健康にもいいし、そのうえご褒美まで。嬉しい悲鳴です」

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■ヘビースモーカーの夫が禁煙を決意!一体何が

「お父さんのタバコの煙が嫌だ」との答えが返ってきました。

夫はタバコを吸うときは外に出るのですが、匂いが残っていたり、吐き出す息に煙が混ざっているので、それが嫌だとのことでした。

それを聞いた夫はなんと「やめる」と言い、禁煙を決意。

産まれる前から凄まじい孫パワー......と驚いたのを覚えています。

しかし、孫パワーがあっても、吸いたい気持ちは抑えられないものらしいです。

普段イライラすることのない人が、些細な事で溜息をついたり、貧乏ゆすりをするようになりました。

隠れて外でタバコを吸っていることもありました。

私はなんとか禁煙が楽しくなる方法はないだろうかと考え、タバコを吸いたくなったら小銭を入れて貯金をすることを提案しました。

夫も賛成し、吸いたくなったら10円玉や100円玉を入れていくことに。

はじめは吸いたくて小銭を貯金箱に入れていましたが、徐々に小銭を入れる方が習慣となり、見事半年ほどで完全に禁煙達成! 

その後は、小銭貯金が夫の趣味となりました。

毎日財布の中にある小銭を貯金箱に入れていき、貯金箱を持って重みが増えていくのが良かったそうです。

そして、5年目。

貯金箱が満杯になったので開けてみると、なんと、なんと、なんと......

43万円ほどに!

夫より私が仰天しました。

そして、夫はあまりお金をつかわない人なので「海外旅行や高級旅館に誘ってくれたりして!」と私の勝手な期待が膨らみました。「お前には世話になったからな、なんて言われちゃったりしてー!」

そんな妄想とは別に、夫から出た言葉は「娘家族を旅行に誘ってみようか」。

孫は5歳と2歳。とても可愛い子たちです。

「なるほど......私と二人きりで旅行するより、そりゃ孫たちと一緒がいいわよねー」と心の中ではちょっぴり苦笑いでした。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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