白目をむき血の泡を吹いた夫。後で知った半年前の予兆...47歳で告げられた重い診断結果<後編>

「47歳の若さで大病を患ってしまった夫。今から思えば、半年前に予兆と思われる症状がありました。もちろん病院で診察を受けていたのに...。今は後悔と不安を抱えながらも夫婦二人三脚でリハビリに励む毎日です」

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■重い後遺症を負った夫

そして、間もなく着いた脳神経外科で下された診断は「脳梗塞」。

首の部分で左右に分かれる太い血管の左側の根元で血管が詰まってしまっていたため、その先の脳にまったく血液が届いていない状態とのこと。

点滴で血栓を溶かす治療が行われることになりましたが、「良くて車イス、最悪は命の危険もありえる」と医師に言われて、頭の中は真っ白に。

「古い小さな脳梗塞の跡もありますね。大きなめまいなどの、心当たりはありますか?」

医師に問われて、私はさらに大きなショックを受けました。

実は半年前に夫は、車で通勤途中に大きなめまいに襲われて病院に行ったことがあったからです。

ただし、その時のめまいは20分ほどで収まってしまったため、どんな病気でも診断がつくだろうと、少し離れた総合病院の内科・耳鼻科・眼科を受診することに。

でも、「特に異常なし」と言われたため、それで終わっていました。

「もしも、あの時脳神経外科に行っていれば、大きな脳梗塞は防げたかもしれない」

そんな苦い後悔が残りました。

それとともに「なぜ総合病院で診てくれた医師たちは、脳外科への受診をすすめてくれなかったのか」と憤る気持ちも湧いてきましたが、いまさらどうすることもできません。

私ももっと知識を持っておくべきでした。

幸い夫は、医師も驚くほどの奇跡的な回復を見せ、右半身の感覚マヒと言語障害が残ったものの、リハビリにより自立歩行が可能なまでになりました。

でも、高次脳機能障害のため、「瞬間湯沸かし器並み」のとても短気な性格に。

一時はウツ症状も見られ、精神科に通ったこともあります。

また、日常生活は送れますが、以前のように働くことはできません。

さらに、次の脳梗塞が起きたらという不安もあります。

金銭面でも、生活面でも、精神面でも問題は山積みです。

でも、夫が今、生きていてくれることが、私にとってはなにより大切なこと。

辛いこともあるけれど、これからも夫婦二人三脚で、1日1日を大切に生きていこうと思っています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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