「義両親のお泊り、普段でも緊張しますよね。でも、義両親側でもこの時期に行ったら大変かな? そもそも泊まるスペースはあるのかな? と、気にするべきだと思うんです。それなのに、うちの義両親ときたら...」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードが漫画になりました。この時、あなたならどうしますか?
家に入るや否や義母はいそいそと荷物を広げ、義父が趣味で作っている大量の野菜をキッチンに運びます。
白菜は5玉ほどあったでしょうか。
「涼しいところに置いてたら日持ちするからね」
そう言われても南向きの小さなマンションに涼しい場所などベランダくらいしかなく、野菜は全てベランダへ。
当時のマンションは1LDKで義父母が寝るのはリビングしかありません。
それなのに夫と義父は夜遅くまでリビングで酒を飲み、朝寝坊したいのに早起きな義母は5時には起きてキッチンで料理を始めます。
しつこいですが「小さな1LDKのマンション」なのです。
ガチャガチャと鍋やフライパンの音は寝室にも響き渡ります。
義母が朝食の支度をしているのにのんびり寝ているわけにもいきません。
また、このときはまだ判明してなかったのですが、私は妊娠していました。
いつもは大好きなお酒が不味くて呑めず、義父と夫が呑んでいる様子を恨めしく思っていたものです。
常に胃がムカムカしているような気分で風邪でもひいたのかと思っていました。
そんな体調では三が日も楽しいはずはなく、義母の提案で初詣に行っては人ごみに酔い、夫と2人なら作る気もなかったお節には食指も動かず、気の休まる暇もないお正月でした。
1月3日の夜、義父母が帰ってくれたあとは膝から崩れ落ちそうなくらい疲労困憊していました。
その年の夏長女が産まれ、親子水入らずで過ごすお正月......など来るはずもなく、孫会いたさによりヒートアップした義父母は山ほどのおもちゃと野菜を抱えて年末やって来たことは、言うまでもありません。
漫画:とんちきくま/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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