「若い頃の生活習慣ってなかなか脱却できないものですね。深夜3時ごろまでダラダラと起きている超夜型生活が身に付いていた私ですが、40代になった頃から露骨に体調に影響がでるようになりました。このままじゃいかん、と思っていてもなかなか抜け出せなかったのですが...」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
■夜型生活をやめるために実践したことが...
当時は毎日の夜更かしが原因で、朝はなかなか目が覚めず、朝から昼にかけてコーヒーや栄養ドリンクをがぶ飲みしてやっと目を覚ましていました。
そして、夜になると昼間のドリンクの効果が出て、ギンギンに目が冴えてしまい、また夜更かしをするという悪循環です。
私は、体調を崩しながらも趣味のHPを更新し、更新をしない日もただ眠れないからと、テレビを見るなどして、だらだらと夜型生活を続けていました。
職場の同僚には、毎日のように「昨日も3時間しか寝てないんだよね~」などと謎の寝てない自慢をしながら、コーヒーをがぶ飲みし、ウザがられていました。
そして、年に1~2回は必ずインフルエンザにかかり、40度近い熱を出して1週間会社を休むのが恒例だったのです。
ある日、インフルエンザで寝込みながら、ふと私の家族でインフルエンザにかかるのは、私と当時3歳前後の娘だけということに気づきました。
娘は幼いので保育園で病気をもらってくるのは仕方がないですが、夫は同じ家で暮らして、家事育児にも参加しているのに、感染しないのは不思議に思えました。
夫にその疑問をぶつけてみると、夫はこともなげに言いました。
「俺は早寝早起きして体調管理してるからね。違うのは当たり前でしょ」
その後、私は夫の真似をして、夫が床に就く時間には眠たくなくても布団の中で目を閉じることにしたのです。
コーヒーも朝の1杯のみにし、がぶ飲みはやめました。
そして、ちょうど潮時だったHPを閉鎖し、深夜ラジオは後日アプリで聞く、深夜番組は録画するか、見逃し配信を見ることにしたのです。
加えてマスクやうがい手洗いを徹底していることもあってか、花粉症の症状も楽になってきた気がしますし、ここ何年もインフルエンザや風邪にはかかっていません。
生活を改めたのはコロナ禍の前だったので、体調管理を徹底していて、本当に良かったと思います。
ともあれ、最近は年のせいか、長く熟睡することはできず、朝5時前から目が覚めてしまうのが困りどころです。
仕方がないので、私は朝はそのまま早く起き、洗濯や朝食の支度と、晩御飯の下準備をしています。
うちは、電気を時間帯別料金のプランで契約していて、深夜から早朝にかけての時間帯が一番電気料金が安いので、この時間帯にできる限り家事を済ませるのです。
したがって結果としてですが、我が家の場合、早起きは健康だけでなく、家計の節約にも、とても良い影響を与えてくれていると言えます。
昔、お年寄りが朝早く起きるのをえらいなあと思っていましたが、最近では、みんな自然とそういう生活になっていくのかなと、しみじみ思うようになりました。
漫画:ようみん/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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