「私は息子と娘がおり、それぞれ2人ずつ、4人の孫に恵まれました。もちろん、孫はみんな可愛いです。しかし、よく遊びに来てくれて『大好き』と懐いてくれる娘の孫の方がどうしても可愛いと思えてしまって...」
■4人の孫はみんな可愛いけれど...
現在65歳で、68歳の夫と一緒に二人で暮らしています。
36歳の息子と34歳の娘がおり、息子には4歳と1歳の女の子、娘には5歳の男の子と2歳の女の子と、4人の孫たちに恵まれました。
孫は目に入れても痛くないとは本当のことで、4人の孫たちは、みんな本当に可愛いです。
幼かった時の子どもの姿と重なり合って懐かしく感じたり、おばあちゃん大好きと言ってくれたり。
この歳まで生き、孫達に出会わせてもらえて、本当に息子夫婦、娘夫婦には感謝しています。
ただ、どうしても、娘の孫の方が可愛いと思ってしまう気持ちがあります。
娘は里帰り出産だったので、孫が産まれたときから見ています。
家も車で30分という距離で、1カ月に2回は会います。
孫二人もとても私のことを好きでいてくれて、家に来る度「おばあちゃん!」と抱きついては「大好き!」と言ってくれたり、お手紙を書いてくれたり。
料理も「美味しい!」と言って食べてくれ、帰る時には「まだ遊びたい!」と駄々を捏ねてくれます。
一方の息子の方の孫は、車で一時間の距離で会うのは年に2~3回程度です。
照れ屋さんのようで、遊びに来てもお嫁さんにべったりで、私たち夫婦とは会話がありません。
トランプやすごろくを出してきて、一緒に遊ぼうといっても首をふります。
おもちゃを買っておいても一緒に遊ぶのは息子かお嫁さん。
お洋服を買っても一言も感想もなく受け取るだけ。
息子もお嫁さんも「ありがとうは?」などと促しますが、むすっとしたままです。
息子も娘も人見知りだったので、孫の様子が当時の二人に重なり、かわいいな、と思います。
しかし、一方の娘の孫は「うわぁ! ありがとう! 嬉しい!」と弾ける笑顔で喜んでくれます。
その姿を知っているだけに、息子の孫も喜んでくれればなぁと期待してしまっている自分がいます。
そう、気づけば孫たちを「比較」しているのです。
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