「私の後任となった後輩Aさんの話です。仕事で広報誌を作っていたのですが、私が先輩ということもあり、Aさんにいろいろとアドバイスしていました。しかし、Aさんはアドバイスをとことん無視します」
■真夜中、私の足元ではらはらと泣く3人の霊
35年ほど前、今の場所に居を構える前に住んでいた一軒家での出来事です。
当時30歳になるかならないかの私は、育児と並行して夫の会社の手伝いや職員さんのお弁当作りなど、忙しい毎日を送っていました。
アルコールもそこそこ好きで飲み会にもよく参加。
それが災いしたのか分かりませんが、内臓疾患を患い入院することになりました。
ただ、病気が発覚したきっかけが少し特殊なのです。
病気の兆候がなかったある夜のこと、私は普段通り床に就きました。
夜中のことです。
足元に立つ人の気配で目覚め、目を凝らすと、そこには優しそうな3人の男性が立っていたのです。
そして、私の足を撫でながらはらはらと泣いているではありませんか。
私は夢か現実か分からないまま呆然と眺めていましたが、しばらくすると3人同時にふっと消えていきました。
「ああ、誰かの霊なのね、でもなぜ泣いていたのかしら?」
不思議に思いましたが、起き上がることもなく改めて眠りにつきました。
その翌日は朝から激しい背中の痛みに襲われました。
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