子育てと介護が一緒にやってくる!?義父母と同居して見えてきたこと

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ペンネーム:こみく
性別:女
年齢:27
プロフィール:10、9、3歳の息子を育てながら義父母と同居しています。義父は脳腫瘍で開頭手術をし、チタンプレートを入れています。「子育てが終わったら介護」と少しずつ覚悟している、そんな日々です。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

私は、小学生の男の子2人と未就学の男の子1人の合わせて3人の息子のママです。育児だけで精一杯な毎日を過ごしていましたが、ある時義父母と同居をすることになりました。そのきっかけは、義父の手術でした。

建築関係の仕事をしていた義父が55歳のとき、脳腫瘍が原因で開頭手術をすることになったのです。意識が朦朧として「ロボットに襲撃される」などと取り乱す日もありましたが、順調に回復。ただ、高いところに登ることや自動車の運転は控えるように言われました。日常生活に支障はありませんでしたが、職業柄仕事は辞めることになってしまいました。同居は、金銭面と義父より6歳年上の義母の負担を考えた結果です。

同居を始めたばかりの頃は深く考えなかったことですが、子どもたちが成長し、義父母も歳を重ねるのを目の当たりにしていると、ふと思うことがありました。それは、『子育てと同時に介護が始まるかもしれない』ということです。私は、特に器用なわけでも、要領がいいわけでもありません。そんな私が育児と介護をこなしていけるのか、不安しかありませんでした。正直、こんなにも早く同居や介護が現実的なものになるとは考えていませんでした。

そんなある日、みんなで将来について話し合うことになりました。介護や終活という言葉をニュースで耳にしていても、それまで話し合う機会を持たずにいたのです。しかし、本人たちが元気な今でなければ、決めるべきことや聞きたいことなどの話し合いはできないと思いました。義父母自身の考えは「息子と嫁に迷惑をかけたくない」「孫を優先してほしい」というものでした。

いつもどこかでお互い気を遣いあっている私と義父母の関係です。「迷惑をかけたくない」という気持ちはお互い様でした。私自身も、自分たちがいることで義父母にとって家が住みづらいものであってほしくないと思っているし、将来の暮らしについて気遣いをしてほしくありませんでした。しかし、その一方で子どもが大きくなるまでは子育てに全力投球したいのもまた、本音でした。

結局、その話し合いでは具体的にどうするという話にはならず、義父の手術から6年経った現在も同居を続けています。いつ介護が必要になるか誰にもわかりません。しかし、息子たちとと楽しそうに過ごす義父母、義父母に甘える息子たちを見ていて、今の状態を急に変える必要がないと気づいたのです。

育児と介護が同時になるかもしれないと気づいたときから今まで、過度な心配ばかりで、家族で楽しく過ごしているのが見えていませんでした。実際に介護が始まったときには今のような余裕はないと思います。しかし、息子たちをしっかり育てながら、介護について勉強したり、義父母と将来について共通の認識を持つなど、そのときまでにやるべことはたくさんあることに気づけました。

今振り返ってみると、介護が始まる前に義父母と改まって話をする機会を持ってよかったです。これからも、何回も家族で話し合いをする必要があるでしょう。実際に介護が始まると、私自身が全て引き受けることはできないと思います。それでも、家族みんなで話すことでやるべきことや見えてくるものがあるのではないかと考えています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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