「今でも私を苦しめている失言があります。22年前、多忙で結婚式の準備は妻に任せっぱなしだった私。無理して参加した衣装合わせで、ドレス姿の妻を見て、うっかり禁句を口にしてしまったのです。妻はその一言を今でも忘れておらず、もう後悔の気持ちでいっぱいです」

■慌てて謝っても後の祭り...
そして、何とか当日朝イチからの衣装合わせに出ることはできたのですが、妻が事前に選んでいた衣装は、実際に着てみるとイメージと違ったようです。
そのため、どうしても変更したいと言い始めました。
一生に一度のことですし、私も同意したのですが、予定外に時間がかかってしまい、妻が衣装を着直して出てきたのは、会社に戻らないといけない時間の直前になっていました。
焦って少しイライラしていた私は、妻の花嫁姿を見て「綺麗だよ」と言った後に思わず「待たされちゃったけどね」と余計な一言を口走ってしまったのです。
それを聞いた妻は今まで見たことがないような凍りついた表情になっていました。
私は「しまった」と思い、慌てて謝ったものの、後の祭り...。
花嫁姿を見た第一声が「待たされた」とは許せない、と妻の怒りは結婚後もしばらくは収まりませんでした。
そして、今でもテレビで花嫁のドレス姿が映ると「私なんか『待たされた』としか言われなかったからね」と、恨みたっぷりの口調で言われてしまいます。
自分で招いてしまったこととはいえ、何気なく言ってしまった一言がこんなに尾を引いてしまうとは...と後悔の気持ちでいっぱいです。
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