性別:女
年齢:47
プロフィール:三つ子を一人で育てているパワフル母さんです。
※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。
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勤続15周年の記念に3日休暇をもらえたので、久しぶりに友人と旅行を計画しました。その友人と旅行に行ったのは25歳のとき以来で、約20年ぶりの旅行です。前の日から荷物を点検して、喜びいさんで出かけていきました。新幹線に乗り、久しぶりの友人との楽しい会話に花が咲き、目的地に到着していざ降りようと思ったところで、友人が「あれ、切符がない。確かにポケットに入れたのに」と。駅のホームであちこち探し回り、一生懸命思い出しました。すると「あ、そういえば、さっきトイレに行った時に、落としそうだなって財布に入れたんだった」と。財布をあけてみると、ちゃんと切符が鎮座ましましているではありませんか。
冷や汗をかきながら、荷物を持ってホテルへ直行。友人が取ってくれたホテルへ行ってチェックインをしようと、ん? ホテルマンの方がやや焦っている様子です。
え? 私は嫌な予感。
ホテルマン「お客様、本日予約はおとりいただいていないようなのですが」
友人「え?そんなはずは...」
焦る友人。
ホテルの名前を控えた紙を見ても、確かにこのホテルのはずです。
うーむ。
慌てて、友人が実家に電話をして、ホテルの名前を確認すると...
なんと、紙に控えているホテル名が間違えていた......。
ありえない、実にありえない。
あまりのことに、私は呆然とした後、ゲラゲラと笑いがこみ上げてきました。
改めて正しいホテルに向かい、無事にチェックイン。
落ち込む友人を、チェックインできたのだからいいじゃないと慰めて、気を取り直して、観光にGO!!
思う存分満喫して美味しい夕食を食べて、お酒も飲んで、ほろ酔い気分。そしてさあホテルへかえりましょうというときになりました。
お勘定をしようとすると、友人が「あれ、今度は財布がない!しかもデジカメもない」というではありませんか。
えええええ????
どこにやった、どこに置いたと一気に酔いが覚め、右往左往して探し回りましたが、そのときすでに夜遅く探し続けることは困難でした。
すぐに警察へ連絡をして、被害届を出す羽目になったのです。
立て続けの珍事の数々、私はもう笑うしかありませんでした。
「念のためにお金を小分けにしていてよかったよ」「全財産がなくなったわけじゃないんだから」と落ち込む彼女を慰め、その日は寝ることにしました。
次の日朝起きると、どうにも眠そうな友人。あーあまり眠れなかったのかなあと思い、一人グーグー寝てしまったことを深く反省しつつ、次の観光先へ。
財布を確認し、離れる時は互いに持ち物を点検するようにして、その日は無事終了しました。
するとその晩、警察から連絡が...!
なんと、夕食を食べる前によったお土産屋さんにデジカメを忘れていたとかで、それをひろった方が警察に届けてくださっとか!
なんて平和な、なんて治安のいい国なんでしょう。二人で手を取り合って大喜びをしました。
友人は旅行が好きで、いつもできぱきと行き先を決め、ホテルの予約をしてくれるとてもしっかりとした人でした。私はいつも計画を立ててもらって、ついていくだけ。そんな彼女と久しぶりにいった旅行でしたが、なかなかハプニングの連続でした。お互い歳はとりたくないねえと笑いながら、次は何処にいく? と話しながら帰ってきました。
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