「43歳の女性です。夫婦喧嘩は犬も食わないと言いますが、そんな夫婦喧嘩が駐車場の出口で起きたからさあ大変。楽しい休日は一転、ただでさえ満車だった駐車場の出口が大渋滞してしまいました」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■駐車場の出口で車から飛び出す妻と追いかける夫。え! 車は...
2023年春、休日に夫(53歳)と車で出かけたときのことです。
ちょうど新型コロナウイルスが5類に変更された直後で、街には人がたくさん。
数カ月前にはガラガラだった立体駐車場も、最上階の5階まで上がってやっと数台空きがあるくらいの混雑でした。
夕方、私たちが用事を済ませて立体駐車場から出ようとすると、前の車が出口でずっと止まっていて動きません。
「あの車、動かないけどどうしたんだろう? 故障かな?」と話しながら見ていると、いきなり助手席から女性(30代くらい)が飛び出して全速力で走り出しました。
びっくりした次の瞬間、今度は女性を追いかけて女性の夫らしき運転席の男性(30代くらい)も飛び出して走っていってしまいました。
車には2人しか乗っていなかったようで、警備員(40代くらい)が2人をあわてて追いかけていました。
私も夫も唖然...。
その間にも駐車場を出ようとする後続車はどんどん溜まっていきます。
「あの2人夫婦かな。このタイミングで夫婦喧嘩かよ...勘弁してくれよ」
「猛ダッシュで走っていったけど遠くまでいってないといいね。それにしても本当に迷惑だよね! 何考えてるんだろう」
などと話しても事態は改善されるわけもなく...。
■どんどん溜まる後続車。このまま出られないの!?
やがてみんな出庫できないことにイライラし始めたようで、後方からはクラクションの音が鳴り始めました。
後ろを見てみるとかなり長い列ができていて、そのうち怒鳴り声のようなものも聞こえてきました。
後ろの車からは何が起きているかが見えないので、理不尽に待たされて怒るのは当然です。
だからといって何が起きているかを1台ずつに説明するわけにもいかず、耐えて待つしかありませんでした。
楽しい休日は一転、なぜ見ず知らずの夫婦喧嘩に巻き込まれてこんなことになっているんだろうと苛立ちを抑えることができませんでした。
このまま戻ってこなかったらどうなるんだろうと思っていましたが、少しして男性が小走りで戻ってきました。
その後ろには女性と警備員が口論をしている様子で速歩きでやってきました。
女性はかなり怒っているようで、最後まで不満そうに何か言っていましたが、不貞腐れたように助手席に乗ると勢いよくドアを締め、車は何事もなかったかのように走り去りました。
最終的に無事出庫できたのでよかったのですが、ケンカしたいならせめて路肩に止めてからにして!
コロナ禍明けの休日の夕飯前のいちばん混んでるタイミングで、わざわざ満車の駐車場の出口でやらないで、と私たちが怒りたい気分でした。
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