「羨ましい、私も流産したい」勤務中、流産した私を笑った同僚。数年後に彼女が母になり...<後編>

「通勤中に流産を経験しました。その時のことを覚えていないほど、身も心も、傷ついていました。1週間ほど休み出社した私でしたが、再びショックな出来事が起きてしまいました。同僚が大きな声で『流産おめでとう』などと言い、嘲笑したのです。この時の感情もショック過ぎて記憶がありません。驚いたことに、その女性は母になったのです」

「羨ましい、私も流産したい」勤務中、流産した私を笑った同僚。数年後に彼女が母になり...<後編> 20.jpg

■「むしろ流産おめでとうだよね」私を嘲笑した女性同僚

この例の女性職員(当時未婚)が、おそらく私がいることを知っているにもかかわらず、みんなの前で大きい声で言ったのです。

「流産して1週間休めてうらやましい。休めるなら私も流産したい。それにあんな人のところに生まれなくてよかったんじゃない? むしろ流産おめでとうだよね」

泣いたか泣いていないか覚えていません。

ただ呆然としたのを覚えています。

怒りやいろんな感情が死んでしまいました。

そして、4月に再び妊娠が分かりました。

それが今年18歳になる息子です。

うれしいのですが出血も続き、「また、流産したら子どもが産めなくなるのでは」と考えて不安になるため、安定期になるまで病院通いが続きました。

その後もつわりが酷かったりと、産休に入るまで気が気ではなかったです。

しかしちょうど年度替わりのタイミングで仕事量が減ったので、なんとか勤めあげられました。

そして、例の女性職員も数年後に結婚・妊娠をしました。

それもあったからでしょうか、あの時のような陰口は言われませんでした。

今から5年前、私は体調を崩し退職しました。

そして今回冊子をみて、あの女性職員のことを思い出してしまったのです。

今は夫も部下を持つ役職者になったので、絶対に私が言われたようなことは言ってはいけない、言わせてはいけないと伝えました。

あまりにもひどい記憶なので、再び忘れようと思います。

流産した子どもの事は生涯忘れませんが。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP