「52歳の主婦です。友人との飲み会でモヤモヤしています。というのも、私はアルコールがまったく飲めないのですが、友人たちはお酒を飲む飲む...。それでワリカンです。これって不公平じゃありませんか? それとも私はケチなんでしょうか?」
■アルコールが飲めない私は損なの!?
2人は、当たり前のようにお会計を三等分しました。
確かに私は「気を遣わないで、どんどん呑んで」と言いました。
ですが、飲み会の最初から最後までをウーロン茶1杯で過ごした私が、なぜ、10杯も呑んだ人と同等の支払いをしなければならないのでしょうか。
でも、さすがに自分から「酒代は、呑んだ人が負担して欲しい」とは言えません。
ケチだと思われたくはないですし、できれば良好な関係を保ちたいですから。
私は動揺を悟られないように、冷静に代金を渡しました。
それでも、2人から「あんなに食べて呑んで、この値段は安いよね」と無邪気に同意を求められた時には、こめかみがピクピク痙攣するのを止められませんでした。
かといって、2人ともケチでも、性格が悪い人間でもないのです。
お土産や頂き物のお裾分けなど頻繁にくれますし、お料理のレシピをコピーして持ってきてくれたり、読みたいと思っていた本を貸してくれたりと、飲み代以外のことには、気遣いをみせてくれるのです。
だから私は、次に行ったときは「前回、呑んでいないのにワリカンにしちゃったから、今回は私たちが奢るよ」と言ってくれるのではないか。
少なくとも自分たちの酒代は自分たちで払ってくれるのではないかと期待し、その後も3回ほど誘いに応じました。
ですが...
結果はいつも、2人は10杯以上呑んで会計は三等分。
不公平なワリカンに終わります。
たぶん最初に「気を遣わないでいい」と言ったので、私には本当に気を遣わなくていいと思っているのでしょう。
2人の酒代を負担するために参加しているようで、もう飲み会は、楽しめなくなっています。
かといって、断るのも「あなたたちの酒代は払いたくない」と言うのも角が立ちそうです。
私は下戸に生まれただけで何一つ悪くないのに、なぜ、こんなにモヤモヤしなければならないのでしょうか。
それとも、モヤモヤする私がケチなのでしょうか。
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