背景変えながら試着、女性服即売~自撮りスタジオ「セルホ」

    
ファッション
合同会社中西ビル

アパレルと提携、クロマキー合成応用

背景変えながら試着、TPOに合わせた服購入--。自撮りスタジオ「セルホ」(大阪府豊中市)では「クロマキー自撮り」の技術を応用して、着る場面に合わせた服選びができる仕組みを開発しました。気に入った服を試着して購入しても、実際に着た場面や環境によって違和感が残ることはよくあること。背景を自由に変えて自分で写真を撮れる「クロマキー自撮り」を応用し、大型ディスプレー上で背景をさまざまに変えながら試着することで、こうした違和感を払拭、安心して服を購入できます。この仕組みを使い、セルホではまず4月3日~5日、女性服の格安即売会を開きます。

即売会はアパレル販売の有限会社フィールズ(豊中市、代表:廣田耕一郎氏)と提携したもので、トップスやボトムス、ワンピースなど店頭価格5000~6万9000円(税別)の商品を、1000~7000円(同)と66~90%引きで販売します。サイズは現品限りで、先着順に購入いただけます。即売会に入場料はなく、購入した品物の代金を支払うだけ。


出品する女性服は100点を超します。来場客は展示品の中から気に入ったものを選び、試着室で身に付けた後、ステージに上がって背景と合成した画像を大型ディスプレーで確認できます。背景は着る服の目的に合わせて自由に変えられ、実際に着る場面をイメージしながら服を選べます。写真データを持ち帰ることも可能です。

 
今回の企画は、広く利用体験をしてもらいたいセルホと、在庫一掃を図りたいフィールズが手を結びました。セルホでは今後も、クロマキー自撮りを活用した異業種とのコラボを続けていく方針です。


自撮りスタジオ「セルホ」は合同会社中西ビル(豊中市、代表:中西毅)が昨年12月、豊中市服部元町に開業しました。1200種を超す画像から好きな背景を選んで自撮りしたり、撮った写真を背景にして重ね撮りしたりできる新しいタイプの写真のエンターテイメントです。「クロマキー自撮り」の技術は、特許を出願しています。


スタジオの通常利用は1組10人までの貸し切りで、完全予約制ですが、今回の即売会は予約なしで期間中自由に出入り可能です。営業時間は午前10時~午後8時。豊中市内の阪急宝塚線服部天神駅から東へ徒歩2分と駅チカにあります



 

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