『わたしのウチには、なんにもない。』(ゆるりまい/KADOKAWA)第48回【全55回】
本当に必要なものしか持たない。そんなミニマリスト生活を実践する、ゆるりまいさん。『わたしのウチには、なんにもない。1~4』(KADOKAWA)は、モノにあふれた家で育った彼女が「捨て変態」になったきっかけや驚きの日常、そして本当に必要なものを見極めるコツを綴っています。シリーズのスピンアウト『わたしのウチには、なんにもない。4コマ総集編』、『なんにもない部屋の暮らしかた』とともにお楽しみください。
※本記事はゆるりまい著の書籍『わたしのウチには、なんにもない。1~4+4コマ総集編+なんにもない部屋の暮らしかた』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。
【空間の作り方】最初は家族の負担を最小限に。「なんにもない」は時間をかけて慣れるもの
汚家時代の台所(「キッチン」なんて言葉は似合わない)は、家の北側に位置するひっそりと暗い場所でした。当然、ここも物に溢れていたので、非常に狭く2人立つのがやっと。氷で冷やす昔の冷蔵庫なんてものもあったっけ。そんな台所なので、私は狭さを理由にろくに手伝いもせず、母はひとり黙々と家族の食事を作り続けていました。寂しい思いをさせ続けて申し訳なかった...。そこで新しい家では、寂しくないキッチンにしようと、心に決めたのです。









