人気のミドル世代限定の出会いサービス、登録してるのはどんな人?

朝日新聞社が運営する、会員制のパートナー探し支援サービス『ミーティングテラス』。入会対象年齢は40歳~65歳、結婚だけではないさまざまな形のパートナー探しを目的にするなど、一般の結婚相談所とは異なる点が話題を集めています。『ミーティングテラス』を運営する朝日新聞社・井原成美さん、高玉歩さんに現在の『ミーティングテラス』の状況と、今後についてお話をうかがいました。

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前の記事「結局「好感を持たれる人」ってどんな人? 新聞社運営の会員制出会いサービスで聞いてみた(3)」はこちら。

 
男女比はほぼ半々。女性は入会待ちの人気ぶり

2017年10月にサービスを開始して1年あまり。現在、会員の男女比率はほぼ半々となっていますが、女性は入会希望者多数につき、なんと入会制限中。この状況からも、結婚にとらわれない自由なパートナー探しのニーズの高さがうかがえます。

「年齢層は、男女とも40代から50代が中心です。年齢が近いほうが話が合うのか、カップルになる方は年齢差が1~2歳の方が多いですね。職業は、女性はほとんどが会社にお勤めの方。教育関係やマスコミの方も多く、保育士さん、看護師さんもいらっしゃいます。男性も会社員の方が過半数を占めていますが、自営業の方も多いのが特徴です」(高玉さん)

気になる料金体系は、一般的な結婚相談所よりもかなりリーズナブル。入会金はウェブからの申し込みは3万9800円、紙の申込書の場合は5万円(いずれも消費税別)。入会後は月会費9800円プラス、イベント参加ごとに参加費が2000~9000円ほどかかるが、どれも実費程度。著名な講師を招いてのセミナーや、予約の取りにくい人気レストランを手頃な価格で利用できるのは、新聞社ゆえの強みといえます。

10011905.jpgミーティングテラス』を運営する朝日新聞社・高玉歩さん(左)、井原成美さん。

 

イベントを通じて自分磨きをする人も...

しかし、中には足しげくイベントに参加しているにもかかわらず、なかなかパートナーと出会えないという人もいるのでは......? そんな意地悪な質問をぶつけてみると、高玉さん、井原さんは顔を見合わせてにっこり笑顔に。

「会員様の中には、お仕事に夢中なあまり、ファッションに無頓着で女性との接し方もわからない......という方もいらっしゃいます。そういった方にはカラー診断などのファッション系のイベントをおすすめしているのですが、みなさんイベントを通じて知識を吸収し、どんどん素敵になっていかれるんです! ファッションだけでなく、女性にも心配りができるようになったりと、人との交流の中で徐々に学ばれていく方が多いように思います」(井原さん)

「パートナーが見つかった場合の紹介料、成婚料などは不要です。退会していただくことにはなりますが、中には1度退会された後に再入会される方も。退会後2年間は入会費がかかりませんので、お仕事や家庭の事情などでしばらくイベントに参加できない場合は、退会をおすすめしています」(高玉さん)

 

高まるニーズ、今後は全国展開も視野に

「イベントやセミナーは一都三県を中心に開催しています。今後はまず関西に、将来的には全国に『ミーティングテラス』を広げていきたいと思っています」(井原さん)

人生100年時代といわれる現代。価値観の合うパートナーや友達、趣味の仲間、同性の友人など、ともに人生を過ごす隣人がいれば、人生はますます楽しく輝くはず。生涯未婚率や離婚率の高まりに伴う単身世帯の増加などの問題解決を含め、これからますます『ミーティングテラス』のニーズは高まっていくことでしょう。

 

 

ミーティングテラス

朝日新聞社が運営する会員制の出会いの場を提供するサービス。結婚相手だけではない、さまざまな形の人生のパートナーを探すことができるのが特徴で、40~65歳のシングルが対象。入会の際には独自の審査があり、役所が発行する「独身証明書」の提出が義務付けられている。

会員同士の交流は、個別のお見合いではなく、イベントやセミナーなどを通じて行われる。イベント終了後に、参加者は気になるお相手の番号とご自身の連絡先などをカードに記入。運営スタッフを通じて相手に連絡先が知らされる仕組み。一般的な結婚相談所とは異なり、個別の相手紹介や見合いのセッティングは行っていない。

入会費は、ウェブからの申し込みは3万9800円、紙の申込書の場合は5万円。月会費は9800円。イベント参加費は2000~9000円(いずれも消費税別)。

 

取材・文/恩田貴子

 

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