コロナ禍で在宅時間が増え、ペットを飼う人が増加した反面、保護犬や保護猫の存在も話題となりました。時折、犬や猫の言葉が聞こえ、動物たちの気持ちが頭に浮かぶという、女性僧侶の妙玄(みょうげん)さんに保護施設にいる彼らが語りかけてくるのは、いったいどんな言葉でしょうか。動物たちとの奇跡の交流記『ペットの声が聞こえたら 命をつなぐ保護活動編』(朝日新聞出版)からエピソードを厳選してお届けします。
一斗缶に入れられ、捨てられていたところを保護された猫の"ピース"はその後、目・鼻・耳が機能しなくなり、障害を抱えて生きることに。妙玄さんが感じた「ピースの世界」とは?
※本記事はオノ ユウリ/塩田 妙玄 著の書籍『ペットの声が聞こえたら 命をつなぐ保護活動編』から一部抜粋・編集しました。