『ねことわざ』 (ぱんだにあ/KADOKAWA)第7回【全10回】
ねこを用いたことわざや慣用句はいっぱい。でも、何十年、何百年前にできた言葉だけに、現代でその解釈ってどうなの?と思うことも。そこで誕生したのが「ねこ」のかわいさで「ことわざ」の意味を再解釈する、次世代のことわざ学習コミック『ねことわざ』(KADOKAWA)! 現代を生きる猫の価値観を加えて、ゆる~く解釈。この新しさ、ツボにはまるかもしれませんよ。
※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねことわざ』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。
ねこが顔を洗うと雨が降る
「ねこが顔を洗うと雨が降る」は、ねこの習性と天気を結びつけた言葉です。「食べた後に横になると牛になる」のような戒めを兼ねた比喩表現ではなく、実は気象予報士が認めるくらい信憑性のある表現なのです。諸説あるそうですが、ねこは湿気の多さを感じ取るとヒゲがむず痒くなるので、雨が降る前は顔を洗っているような仕草をするのだとか。