『ねこむかしばなし』

美女と野獣なねこ

『ねこむかしばなし』 04-01.png

元となったむかしばなし

美女と野獣

むかしとある商人が道に迷い、屋敷へとたどり着きます。その屋敷に咲いていたバラがあまりにも美しいので、一輪のバラを摘みました。すると屋敷の主人が現れて罪を咎めます。
魔法の力で野獣に変えられていた主人は、商人に娘のベルを差し出すよう告げます。父のためならと、苦しい生活が待っていると覚悟を決めていたベルでしたが、野獣は丁重に扱ってくれました。やがて2人の距離が近づきます。
ある日、父が床に伏せていると聞いたベルは一時帰郷をします。戻って父の安否を確認したベルでしたが、野獣が死にかかっている夢を見て、急いで帰りました。
野獣は瀕死状態でしたが、ベルと心を通わせたことで魔法が解け、元の人間の姿に戻るのでした。

 
※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

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