『ねこむかしばなし』 (ぱんだにあ/KADOKAWA)第13回【全21話】
あの物語の主人公が、もしも猫だったら、きっと猫たちが参戦することで新たな展開になるはず...!? 『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)は、そんな人気の童話×ねこの癒やし系ねこまんが。誰もが知ってる話も猫が登場することでこんなにゆる~くキュートになるとは! 脱力系癒し猫ワールドをお楽しみください。
※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。
うさぎとカメとねこ
元となったむかしばなし
うさぎとカメ
ある日、うさぎがゆっくりと動くカメをバカにしていました。
するとガマンならなかったカメは「あの山まで競争をしよう」と持ちかけます。負ける気がしないうさぎは二つ返事で引き受けました。レースが始まり、ぐんぐんと差をつけていくうさぎ。するとその余裕からうさぎは居眠りをしてしまいます。
その間にカメはどんどんと追いついていき、ついには眠っているうさぎを追い越します。うさぎが目を覚ました時には、すでにカメはゴールへとたどりついていたのでした。