猫が無敵の体を手に入れたはずが...!?「ジークフリート伝説」の主人公が猫だったら/ねこむかしばなし

『ねこむかしばなし』 (ぱんだにあ/KADOKAWA)第7回【全21話】

あの物語の主人公が、もしも猫だったら、きっと猫たちが参戦することで新たな展開になるはず...!? 『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)は、そんな人気の童話×ねこの癒やし系ねこまんが。誰もが知ってる話も猫が登場することでこんなにゆる~くキュートになるとは! 脱力系癒し猫ワールドをお楽しみください。

※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

ジークフリートのねこ

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元となったむかしばなし

ジークフリート伝説

むかしあるところにジークフリートという男がいました。
ジークフリートはとても腕がたち、誰にも負けたことがありません。ある日、ライン川に悪い竜が暴れ回っているという噂を聞いたジークフリートは勇敢にも竜退治に出かけます。竜を倒すことに成功したジークフリートは、その時に浴びた竜の血のおかげで無敵の体を手に入れました。
しかし、その時ちょうど葉っぱが背中についていたため、背中の一部分だけが弱点となっていたのです。後年、痴情のもつれから恨みを買っていた彼は、森で不意打ちを受けた際に偶然その弱点を刺されてしまい、あっけない最後を迎えてしまうのでした。

 
※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

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