「今日...恋を知りました」
時は明治、女学校に通う立花糸子(たちばないとこ)はお淑やかさとは程遠く、まだ恋も知らない15歳の少女。紡績業で成り上がった立花家の後ろ盾を得るためにお見合いをさせられるも、2度も断られる始末。「今回もどうせ」と臨んだ3度目のお見合いで出会った、容姿端麗な大鳥駿(おおとりしゅん)。今までの相手とは異なりありのままの糸子を認めてくれる彼に、会うたびに心惹かれていくのですが...。おにく著の『浮き雲に恋ふ』(オーバーラップ)よりエピソードを厳選してお届けします。
※本記事はおにく著 の漫画『浮き雲に恋ふ』(オーバーラップ)から一部抜粋・編集しました。