いよいよ始まった2023年の夏休み。今年は久しぶりに、夏祭りや花火大会が概ねコロナ禍前と同じように開催される。日常の風景が戻ってきた様子を見て、今年の夏は思いっきり楽しみたい!と考えている人も多いはず。
旅行の計画がこれからなら、手軽に車で行ける東京近郊の県へ足を運んでみるのはいかがだろうか?今回は、都心からのアクセスが良く、見どころ満載な茨城県での1泊2日旅行プランを提案。夏を満喫できる海沿いエリアを中心に、グルメやレジャーをウォーカープラス編集部スタッフが全力で体験してきた!
※本記事はウォーカープラスからの転載です
茨城の魅力をウォーカープラス編集部が解説!夏のおでかけに最適なスポットを徹底紹介
<1日目/都内を8時に出発→車移動約2時間>
【10時】アクアワールド茨城県大洗水族館
大水槽のプログラムに感動!サメの種類数で日本一を誇る水族館
最初に訪れたのは、都心から車で2時間ほどの場所にある「アクアワールド茨城県大洗水族館」。約580種、6万8000点の生物が8つに分けて展示されており、施設は海に面した立地を生かした7階建て。水族館としては日本トップクラスの規模を誇っている。
出迎えてくれた2頭のイルカのオブジェの中央には「出会いの鐘」がある
同館に到着したら、まず向かいたいのが「出会いの海ゾーン」にある「出会いの海の大水槽」。
館内最大の水槽で泳ぐマイワシ約2万匹の群れの動きを、まるでオーロラのような光と音楽で演出した「IWASHI LIFE(イワシライフ)」が10時からスタートする。「生命の躍動感」をテーマにした圧巻のプログラムを見れば、食卓でおなじみの魚の意外な美しさに感動するはず。
ダイナミックなイルカの姿を見られる「イルカ・アシカオーシャンライブ」も人気
サメについては生体展示はもちろん、剥製なども多数あり、見どころ満載
また、多種多様な生物の中でも特にサメの展示エリアは必見!現在、世界で600種ほど確認されているサメの10分の1にあたる、約60種を飼育している。もちろん、サメの展示種類数は日本一だ。そのほか、マンボウを複数展示しているのも「アクアワールド茨城県大洗水族館」ならでは。すみずみまで見て回ろう!
■アクアワールド茨城県大洗水族館
住所:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3
時間:9時~17時(最終入館16時) ※季節により変動あり
休み:不定休
電話:029-267-5151(音声案内)
料金:一般入場券 大人2300円、小中学生1100円、幼児(3歳以上)400円、3歳未満無料。年間パスポート 大人4600円、小中学生2200円、幼児(3歳以上)800円。※料金は予告なく変更となる場合あり
駐車場:750台(無料)
アクセス:【電車】ひたちなか海浜鉄道 湊線 那珂湊駅からバスで約6~7分、または鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 大洗駅からバスで約15分【車】東水戸道路水戸大洗ICから約15分
<車移動約10分>
【12時】海鮮どんぶり亭
大洗漁港付近にある食事処で、海の幸たっぷりのお昼ごはん!
「アクアワールド茨城県大洗水族館」から車で10分ほど海沿いを走ると、インパクト大な黄色の看板が見えてくる。お土産売り場と食事処が併設されている「海鮮どんぶり亭」では、すぐ近くの大洗港で水揚げされた新鮮な海鮮をいただくことができる。
「海鮮どんぶり亭」へは、向かって右側の入り口から入店
店頭で焼いてくれるエビや貝の香ばしい香りが食欲をそそる!
バラエティ豊かな約10種の海鮮丼や、自慢の煮魚・焼き魚が主役の定食のほか、魚介の浜焼きの単品メニューを注文できるのもうれしい。
焼きたての浜焼きなど、大洗の絶品海鮮が並ぶ定食「がんばっぺ大洗定食」(2580円)※内容は季節によって変更
「浜焼きがどれも絶品...!ハマグリの大きさにもびっくりです。濃厚でおいしい!」と感動するウォーカープラス編集部員
同店でぜひいただきたいのは、看板メニューの「がんばっぺ大洗定食」(2580円)。大きなエビ、ホタテ、ハマグリの浜焼きとしらすおろし、季節の唐揚げに小鉢とご飯セットがついた贅沢な定食になっている。ちなみに"がんばっぺ"とは、茨城弁で「頑張ろう」という意味。そんな、大洗の魅力が盛りだくさんな定食を食べたら、元気がわいてくること間違いなし!
■海鮮どんぶり亭
住所:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8253-56 大洗海鮮市場内
時間:7時30分~17時 ※季節によって変動あり
休み:なし(臨時休業あり)
電話:029-267-0121
席数:37席【禁煙】
駐車場:11台(無料)
アクセス:【電車】鹿島臨海鉄道大洗鹿島線大洗駅より大洗町循環バスで約18分、月曜~土曜は漁港入口から徒歩約2分。日曜は魚市場前から徒歩約1分【車】北関東自動車~東水戸道路水戸大洗ICより約10分
<車移動約30分>
【14時】国営ひたち海浜公園
広大な花畑に四季折々の花が咲き誇る!大自然満喫スポット
おいしい海鮮でパワーをチャージしたあとは、のんびりと車で30分ほど移動して「国営ひたち海浜公園」へ。開園面積約215ヘクタールの広大な土地を有する同園は、一面に広がる四季折々の草花はもちろん、大観覧車のある遊園地「プレジャーガーデン」やサイクリングコース、バーベキュー広場などもあり、さまざまな用途ができる。家族でのおでかけはもちろん、カップルや友達同士で訪れても、思い思いに楽しめるスポットだ。
大観覧車「ブルーアイズ」から眺める海抜100メートルの眺望も魅力 提供=国営ひたち海浜公園
ひまわり畑があるみはらしの里では、江戸時代前期と中期に建てられた、東日本では最も古い民家のひとつである「旧土肥家住宅」を移築復元した古民家も見学できる 提供=国営ひたち海浜公園
夏休みシーズンはジニアやタイタンビカス、ひまわりに、青々と生い茂るコキアが見頃!夏を象徴するひまわり畑は、みはらしの里、泉の広場フラワーガーデンの2カ所で楽しめる。
期間限定販売の「まるころグリーンコキアソフト」(コキア/ミックス/ミルク各450円)
※写真はミックス 提供=国営ひたち海浜公園
潮風が心地よい園内で自然や遊具を楽しみ、そろそろ甘いものを...と思ったら、西口エリアの「レイクサイドカフェ」(営業時間は公式HPを要確認)で販売している同園の名物・コキアをイメージした「まるころグリーンコキアソフト」(450円)がイチオシ。カラフルな"おいり"をトッピングしたキュートなビジュアルなので、写真映えも抜群!
■国営ひたち海浜公園
住所:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
時間:9時30分〜17時※7月21日〜8月31日は9時30分〜18時、11月1日〜2月末日 9時30分〜16時30分。季節により異なる
休み:火曜(祝日の場合直後の平日)。12月31日・1月1日。2月第1火曜からその週の金曜まで
電話:029-265-9001(国営ひたち海浜公園 ひたち公園管理センター)
料金:入園料 大人(高校生以上)450円、小中学生 無料、シルバー(65歳以上・要証明書)210円
駐車場:4350台(普通車520円)
アクセス:【電車】JR勝田駅からバスに乗り海浜公園西口下車すぐ【車】北関東自動車道経由常陸那珂有料道路ひたち海浜公園ICからすぐ
※詳細は公式HPにて