『長年家族だと思っていた母は知らない人でした』第7話【全7話】
【はじめから読む】父の退職金が消えた!? 母を問い詰めるとなぜか逆ギレ！
マルチ商法や新興宗教などの被害が顕在化し、社会問題になっています。一度沼にハマってしまうと、金銭的なトラブルへの発展や、人間関係が崩壊するなどといったケースも少なくないようです。
6年務めた仕事を辞めて実家に戻った翔子は、専業主婦だった母が、借金まみれになっている事実に直面しました。その原因は、「仕事」として始めたマルチ商法と、結婚前から入信していた宗教でした。表向きは「生活費や子どもの教育費のため」と言いながら、父の退職金を使い込み、さらには祖母や消費者金融からも借金を重ねる母。その額はなんと数千万円におよびます。
周囲がやめさせようと説得しても、本人は納得しません。優しかった母の別人のような態度に翔子は驚きます。このままだと、家庭が崩壊してしまうー。このような事態を招いた本当の「悪」は、一体誰なのでしょうか。そんな深すぎる闇の全貌に迫った『長年家族だと思っていた母は知らない人でした 家族を破滅と崩壊へ導いた、母の信仰心』（KADOKAWA）より、エピソードを厳選してお送りします。
※本記事はジジ＆ピンチ：著、えみこ：原作の書籍『長年家族だと思っていた母は知らない人でした 家族をい。破滅と崩壊へ導いた、母の信仰心』（KADOKAWA）から一部抜粋・編集しました。 ※この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。
