「もういい嫁キャンペーンは終了だ!」結婚後豹変したモラハラ+マザコン夫と、意地悪でサイコパスな義母と暮らす地獄の同居生活をTwitterに投稿して話題となった嫁maronさん。そんなmaronさんが2人のかわいい娘のために奮闘する姿を4コマ漫画で描いた『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください! 闘う嫁のサバイバル術』(KADOKAWA)より、スカッとするエピソードを連載形式でお届けします。
【前回】4人で1カ月3万円の食費が高いだと...? 経済的DV夫にプチ復讐!/ウチのモラハラ旦那&義母(1)
モラハラ旦那編
毎日せっせとパソコン仕事に励んでいるせいか、近いうちに経済的に自立できるかな?なんてワクワクしつつ、そんな私の変化も知らず「出ていけ!」とモラハラする旦那に「......お願い......1年待って」と真剣な顔で言ったら、あからさまにオロオロしだして義母の部屋へ消えた。
いやぁ悪いことしちゃったなぁ~!
モラハラ夫が最も恐れるもの――それは、妻の自立
私は二人目出産を機に会社を退職して専業主婦になりました。
それまで生活費を折半していたので、旦那から毎月生活費をもらうという儀式は未体験。
稼ぎのあるほうが家事・育児を担う側に現金を渡す――こんな当たり前の行為に、当時の私は違和感を覚えました。
働いていないのにお金をもらうなんて悪いな......。
今思えば微妙に揺れ動いた心を、旦那は見逃さなかったのでしょう。
はじめはきちんと渡されていた生活費が、月を追うごとに遅れがちになりました。
足りない分は私の貯金で補填しますが、限界があります。
何度話し合ってもらちが明かず、「使っちゃったから残りでいい?」「会社の飲み会が続いちゃってさ~」など、思わず"埋めるぞ"レベルの迷言が次々に飛び出します。
切羽詰まった私はパソコンで在宅の仕事を始めました。
はじめは稼げませんでしたが、続けるうちに収入が増えていきました。1年、2年と私の経験値と比例するようにパート代くらいのお給料がもらえるようになったのです。
がんばれば以前のように、旦那の扶養を抜けて、自立できるかもしれない。
娘二人と一緒に、自由な生活を送れるかもしれない。
けんかするたびに「誰のおかげで生活できてるんだ!」など、昭和のタイムトラベラーさながらのセリフを投げつけてくる旦那からも、ぶっ飛んだ義母からも逃げ出せるかもしれない。そんな希望を抱き始めていました。
そんな中、雨上がりの玄関が濡れて汚い、というめちゃくちゃな理由で私に怒りをぶつける旦那。
私がひそかに思い描く"バラ色の人生計画"を知るよしもない彼は、またしても「イヤなら出ていけば?」とモラハラを発動してきたのです。
「......お願い......あと1年だけ待って......」
私は真顔で旦那に告げました。
一瞬の沈黙の後、「脅しか!」と言われましたが、無視してやりました。
すると、旦那は玄関をウロウロし始め、やがて同居する義母の元へと逃亡したのです。
出た! マザコン!!
あきれながらも、私はモラハラワールド脱出のヒントを見つけた気がしました。
旦那が最も恐れるのは支配する人間の自立なのでしょう。
フッフッフ、1年後楽しみに待ってろよ......と、今日も旦那の背中に呪いをかけています。
本日のスカッとポイント!
「あのとき、出ていけって言われたので出ていきます」
この決めゼリフを旦那に言う日を心の支えにしています。
【次回】大泣きする3歳の娘に「ん? どした?」。呆れたモラハラ夫の言動/ウチのモラハラ旦那&義母(3)
【まとめ読み】『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください!』記事リスト
Twitterで話題! 結婚後に豹変したモラハラ・マザコン夫&サイコパス義母と闘う嫁maronさんの毒舌エピソードが満載です。