月経前のむくみ。実は生活習慣が原因かも?/これってホルモンのしわざだったのね(4)

無性にイライラしたり、やる気が出なかったり...それ「ホルモン」のせいだったのかも? 実は女性は毎日、ダイナミックなホルモンの波のうえで生活をしています。その波を乗りこなしながら生活していく方法、ゆらぎに振り回されない方法を婦人科医師が解説。『これってホルモンのしわざだったのね 女性ホルモンと上手に付き合うコツ』(池田書店)より、知っておくだけで安心できる、生きかたが変わる知識を厳選してお届けします。

【前回】月経前に体重が増えるのは、女性ホルモンが正常な証拠!/これってホルモンのしわざだったのね(3)

【最初から読む】なぜかイライラしちゃう。これってホルモンのせいなの?/これってホルモンのしわざだったのね(1)

むくみ

[原因]

排卵後〜月経前には、プロゲステロンの働きでむくみが強く出ることがあります。

それ以外には、運動不足や塩分のとり過ぎなど、生活習慣に原因があるとも考えられます。

[対処法]

①カリウムをとって余分な水分を流す

②塩の代わりに酢を使う

③ウォーキングをする 1-1.jpg [ポイント]

月経前は女性ホルモンの働きで普段よりからだに水分がたまるため、女性なら誰でもむくみます。

ただでさえ女性はポンプの働きをする筋力が弱いので、血行不良からむくみがち。

日頃から適度な運動と塩分控えめの食事を心がけましょう。

対処法①カリウムをとって余分な水分を流す

カリウムには利尿作用がある

からだがむくんでいると感じたときは、積極的にカリウムをとるようにしましょう。

カリウムには利尿作用があるので、体内の余分な水分を尿としてからだの外へ出す働きがあります。

カリウムが豊富な食べ物は、小松菜、りんご、バナナなど。

砂糖が控えめなものなら小豆のスイーツも◎。

カリウムは水に溶けやすいので、生食できるものはそのままで、調理するなら焼く、蒸す、レンジ加熱がおすすめ。 1-2.jpg 豆類、いも類、海藻類、果物、ドライフルーツ(いちじく)、野菜(トマト・小松菜)がおすすめ。

対処法②塩の代わりに酢を使う

塩やしょうゆを減らしてお酢でむくみ解消!

私たちの食卓は塩分の多い食品であふれています。

塩分はからだに水分を抱え込む性質があり、むくみにつながることもあるので、とり過ぎは要注意。

そこでおすすめなのが、塩やしょうゆの代わりに〝酢〞を使う減塩法。

焼き魚には米酢、肉のソテーにはバルサミコ酢を仕上げにかけてみましょう。

野菜は穀物酢で漬けてピクルスにすればドレッシング要らず。  

お酢には腸内環境を整える作用もあるので、減塩しながらからだの代謝アップもできます。 1-3.jpg MINI COLUMN

ラーメン1杯は1日分の塩分

厚生労働省がすすめる女性の1日の塩分量は6.5g。

これはラーメンをスープまで飲みきったときの塩分量とほぼおなじです。

調味料、加工食品、パンなどにも隠れ塩分がたっぷり。

現代人は気づかないうちに塩分をとり過ぎています。

対処法③ウォーキングをする

代謝が上がればむくみも改善される

運動不足で筋力が落ちていると、血液の循環が悪くなって代謝も下がります。

代謝が下がると水分をからだの外に出す作用も弱まるため、顔や手足がむくみやすくなるのです。

手軽に始められる運動といえばウォーキング。

少し息が上がるくらいのペースで、できればコースの途中に階段や坂道などを入れると◎。

1日30分が理想です。

10分×3回の細切れでもかまいません。

会社帰りに1駅分歩いて帰るだけでもいいので地道に毎日続けましょう。 1-4.jpg

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イライラする、やる気が出ない...実は「ホルモン」のせいだった? 日々の不調の原因と、実践しやすい対策を婦人科医師が解説

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松村 圭子

日本産科婦人科学会専門医。成城松村クリニック院長。若い世代の月経トラブルから更年期障害まで、女性の一生をサポートする診療を心がけ、アンチエイジングにも精通。生理日管理を中心としたアプリ・ルナルナの顧問医。著書に『10年後もきれいでいるための女性ホルモン講座』(永岡書店)など。

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『これってホルモンのしわざだったのね 女性ホルモンと上手に付き合うコツ』

(松村 圭子/池田書店)

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※この記事は『これってホルモンのしわざだったのね 女性ホルモンと上手に付き合うコツ』(池田書店/松村 圭子)からの抜粋です。
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