『ラ・マキユーズ~ヴェルサイユの化粧師~』(みやのはる/KADOKAWA)第6回【全40回】
美しいことが至上とされていた18世紀のフランス。もし、そこに現代のメイク技術が存在したら...? さえない理系女子だった大学生時代、化粧品の素晴らしさに魅了された琉花(ルカ)は、研究を重ねて大手化粧品会社の開発部に就職。次々とヒット商品を生み出しました。しかしある日、出張で訪れたフランスで不思議な道に迷いこみ、ドアを開けるとそこには古めかしい街並みが...なんと、琉花は18世紀のフランスにタイムスリップしていました。生きていくため、手にしていた化粧品とメイク術を駆使して「東洋の魔術師」と呼ばれるようになった琉花。しかし、その技術を警戒する者、利用しようとする者の思惑に巻き込まれていきます。激動の時代に放りだされた琉花の活躍と葛藤を描いた『ラ・マキユーズ~ヴェルサイユの化粧師~』(KADOKAKAWA)。果たして、流花にはどんな運命が待ち受けているのでしょうか?
※本記事はみやのはる著の書籍『ラ・マキユーズ~ヴェルサイユの化粧師~』から一部抜粋・編集しました。