いつの時代もミステリーやサスペンスは私たちの知的好奇心を刺激してくれます。そこで、ひと味変わったミステリー漫画でちょっと一息しませんか? 天才能楽師でありながら探偵の顔も持つ月城奏人(つきしろかなと)が、難解な事件を紐解いていく「能×ミステリー」の異色作。Haru Miyano著の書籍『能楽師探偵 月城奏人の心得』からエピソードを抜粋してお届けします。
新進気鋭の天才能楽師で、探偵の顔も持つ月城奏人。「真夜中に人形が動くから調べて欲しい」祖父の友人から奇妙な相談を受けて、奏人のファンを名乗る紫星流生(しせいるい)と共に、とあるカフェを訪れることに。オーナーの高階アキから話を聞いている最中、将太という小学生が店を訪れるも、彼は奏人たちの顔を見ると血相を変えて出ていくのでした...。
※本記事はHaru Miyano著の書籍『能楽師探偵 月城奏人の心得』から一部抜粋・編集しました。