会食のお誘い... 意外と見逃しがちなことって?/知らないと恥をかく 50歳からのマナー(8)

断るときも、失礼にならない言い方で

日程を理由にお断りする場合は簡単

せっかくのご招待を、お断りすることもあるでしょう。

とても残念なことですが、都合があることですから仕方がありません。

単にスケジュールが合わないだけなら簡単です。

「せっかくお誘いいただいたのですが、あいにくその日は予定が入っておりまして」と伝えればそれでOKです。

そうすると相手も不快な気持ちにならないでしょうし、日程の変更が可能であれば、別の候補日を挙げてくれるでしょう。

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「こちらの都合で無理」とのスタンスで

一方、「社内ルールで取引先との会食がNG」といったケースでは、日程を変えれば参加できるというものではありません。

相手がコンプライアンス的に問題のある企業で、深く付き合いたくないという場合は、なおさら断らないといけないでしょう。

このような場面では、「自分たちの問題で出席できない」といった言い方を心がけましょう。

「弊社のコンプライアンスの問題で、会食を控えるような傾向にありまして」「繁忙期で時間的にむずかしい状況でして」といった具合です。

このような場合でも、招待してくださったことに対する感謝の気持ちは、最後まで伝えるようにしましょう。

そうすれば次の機会につながりますし、関係も良好に保つことができます。

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西出 ひろ子
マナーコンサルタント、一般社団法人マナー教育推進協会代表理事。国会議員などの秘書職を経てマナー講師として独立。300社以上のマナー・人財育成コンサルティング、延べ10万人以上の人材育成を行う。著書・監修書に『あなたを変える美しい振る舞い』(ワニブックス)など著書累計100万部を超える。

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『知らないと恥をかく 50歳からのマナー』

(西出 ひろ子/ワニブックス)

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※この記事は『知らないと恥をかく 50歳からのマナー』(西出ひろ子/ワニブックス)からの抜粋です。

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