断るときも、失礼にならない言い方で
日程を理由にお断りする場合は簡単
せっかくのご招待を、お断りすることもあるでしょう。
とても残念なことですが、都合があることですから仕方がありません。
単にスケジュールが合わないだけなら簡単です。
「せっかくお誘いいただいたのですが、あいにくその日は予定が入っておりまして」と伝えればそれでOKです。
そうすると相手も不快な気持ちにならないでしょうし、日程の変更が可能であれば、別の候補日を挙げてくれるでしょう。
「こちらの都合で無理」とのスタンスで
一方、「社内ルールで取引先との会食がNG」といったケースでは、日程を変えれば参加できるというものではありません。
相手がコンプライアンス的に問題のある企業で、深く付き合いたくないという場合は、なおさら断らないといけないでしょう。
このような場面では、「自分たちの問題で出席できない」といった言い方を心がけましょう。
「弊社のコンプライアンスの問題で、会食を控えるような傾向にありまして」「繁忙期で時間的にむずかしい状況でして」といった具合です。
このような場合でも、招待してくださったことに対する感謝の気持ちは、最後まで伝えるようにしましょう。
そうすれば次の機会につながりますし、関係も良好に保つことができます。
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