会食のお誘い... 意外と見逃しがちなことって?/知らないと恥をかく 50歳からのマナー(8)

今までは結婚披露宴で招待客だったが、いつしか親族や主賓になり、葬儀では弔問客だったが、喪主に務めることに。仕事や会食の場でも部下として出席していたが、上司や招待客になる...年齢を重ねたことで初めて遭遇するシーンが増えますが、若い頃に身につけたマナー、そのままにしていませんか? 立場が変わることで、当然 "マナー"も変わってきます。そんなマナーの本質から実践までを集約した『知らないと恥をかく 50歳からのマナー』(ワニブックス)より、中高年が知っておきたいマナーをイラストとともにお届けします。

会食やパーティーに招待されたとき

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会食やパーティーに招待されたとき、今までは部下の立場として、上司や先輩の指示に従うことがほとんどだったのではないでしょうか。

これが50代になると、自身の判断や権限による場面も多くなります。

具体的にどのような対応をすればいいのか、迷う人も多くいらっしゃいます。

招待されたときにもベテランらしく、余裕を持ってスムーズかつ謙虚さを忘れない対応ができる人は素敵ですね。

どのような連絡手段で誘われても、まずは感謝

対面または電話で招待されたとき

お会いしたときに直接、または電話で招待された場合は、まず「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えます。

ここで「いつものことだ」「またか」などの気持ちは禁物。

招待されたことへの感謝を笑顔で伝えましょう。

感謝を伝えたあとは、参加できるかどうかを先方に伝えて、参加のできる場合は日程の調整をします。

社内での確認が必要なら、参加できるかはその場では明言せず、「社内で確認をとりまして、改めてご返事いたします」などと伝えてください。

参加できるかハッキリしない状況では、安易なことは言わないことです。

いかにも参加できそうな返事をして、後日NGとなった場合、相手をがっかりさせてしまいます。

郵送物やメールで招待されたとき

対面ではなく、郵送物やメールで招待されることもあるでしょう。

このようなケースでは、郵送物であれば郵送物での返信、メールであればメールでの返信と、相手に手段を合わせることがマナーとされています。

しかし、招待した側と親しい間柄であれば、まずは電話でお礼と参加できるかどうかを伝えてもまったく問題はありません。

むしろそのほうがスピーディーですし、日程調整などもスムーズに進みます。

特に郵送物に郵送物で返信をすると、数日のタイムラグが発生します。

通信手段を合わせて、相手に返事を待たせてしまうよりは、電話で伝えたほうが相手のためでもあります。

ただし、郵送物やメールで招待された場合、電話だけで済ませるのも失礼です。

電話のあとに改めて、郵送物には郵送物で、メールにはメールで、正式な返信をします。

これなら相手をお待たせすることなく、マナーとしても完璧です。

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西出 ひろ子
マナーコンサルタント、一般社団法人マナー教育推進協会代表理事。国会議員などの秘書職を経てマナー講師として独立。300社以上のマナー・人財育成コンサルティング、延べ10万人以上の人材育成を行う。著書・監修書に『あなたを変える美しい振る舞い』(ワニブックス)など著書累計100万部を超える。

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『知らないと恥をかく 50歳からのマナー』

(西出 ひろ子/ワニブックス)

企業人から俳優をはじめ、数々のマナー指導をしている「マナー界のカリスマ」が監修。若い頃に知った『マナー』、もしかしてもう使えないかも…!? 結婚式やお葬式、仕事などで“立場"が変わったとき、恥をかかないために“これだけは"知っておきたいマナーを、豊富なイラストとともにわかりやすくお伝えしています。

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※この記事は『知らないと恥をかく 50歳からのマナー』(西出ひろ子/ワニブックス)からの抜粋です。

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