わが子の結婚報告! 「両家の顔合わせ」はどうする?/知らないと恥をかく 50歳からのマナー(3)

今までは結婚披露宴で招待客だったが、いつしか親族や主賓になり、葬儀では弔問客だったが、喪主に務めることに。仕事や会食の場でも部下として出席していたが、上司や招待客になる...年齢を重ねたことで初めて遭遇するシーンが増えますが、若い頃に身につけたマナー、そのままにしていませんか? 立場が変わることで、当然 "マナー"も変わってきます。そんなマナーの本質から実践までを集約した『知らないと恥をかく 50歳からのマナー』(ワニブックス)より、中高年が知っておきたいマナーをイラストとともにお届けします。

【前回】訃報の伝達タイミング「いつ・誰に・どのように」/知らないと恥をかく 50歳からのマナー(2)

【最初から読む】身内が亡くなったら... 年長者として果たすべき役割/知らないと恥をかく 50歳からのマナー(1)

「両家の顔合わせ」のマナー

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わが子から結婚の報告を受けたときは、さまざまな思いが湧き上がってくるでしょう。

言いたいこともあるかもしれませんが、結婚を決意した本人たちの気持ちを尊重するのが、子どもを愛する親の姿。

もしも、気になる点があれば、お互いに心と心を挨き、納得するまで話し合いましょう。

そして、お相手のご家族とのお付き合いもスタートします。

自分の子どものためにも品良く、結婚式の形式やその他の準備など、気持ちよく相談をしながら心地よい関係を築いていきましょう。

子どもから「結婚したい」と言われたら......

「結婚する2人が主役」と覚悟を決める

結婚は家族同士の問題でもありますが、何よりも本人同士の問題です。

お互いが真剣に結婚を望んでいるのなら、親としてそれを見守ってあげましょう。

年長者としてアドバイスを与えることも必要ですが、頭ごなしに否定するのはNG。

現代は結婚式のスタイルもさまざまですし、結婚のあり方も多種多様。

大切なのはどの選択をするかより、「結婚をする二人がどのように考えて何を望み選んだのか」に耳を傾けることです。

結婚式や結納も、2人の意思に委ねる

家系や地域によっては「仲人を立てて結納をすることがしきたり」というケースもあるかと思います。

しかしながら、ここでも真に大切なのは、当事者である2人がどう思っているのかです。

まずは2人の気持ちや考え方を確認しましょう。

2人が「親しい仲間内だけのパーティーがいい」と考えているのなら、無理に披露宴を挙げさせることもありません。

結婚後の生活や生計の立て方についても、きちんと確認した上で、親としてできることをすればいいのです。

「両家の顔合わせ」は互いの気持ちがベストのときに

お相手のご家族との、お付き合いの第一歩

結婚が決まったら、お相手のご家族への挨拶も必要ですね。

いわゆる「両家の顔合わせ」です。

こちらはできるだけ、早めに済ませたほうがいいといわれていますが、それぞれの状況に応じた形でかまいません。

肝心なことは、結婚をする本人同士が幸せになること。

その家族は、温かく見守る立場になりますから、顔合わせのタイミングも、両家の気持ちが心地よいと感じるよきタイミングがベストといえます。

子どもとお相手を通じて連絡を取り合い、お互いにとってベストな日程と場所を調整しましょう。

以前は男性が親を連れて、女性宅へ出向く形式が一般的でした。

現代はそうしたしきたりや慣習よりも、お互いの気持ちを優先させる時代へと変化し、ホテルやレストランに集まり、和気藹々と食事をしながら「顔合わせ」をするケースも増えていましたが、今、再び、以前のように自宅で行うケースも状況に応じてあります。

 

西出 ひろ子
マナーコンサルタント、一般社団法人マナー教育推進協会代表理事。国会議員などの秘書職を経てマナー講師として独立。300社以上のマナー・人財育成コンサルティング、延べ10万人以上の人材育成を行う。著書・監修書に『あなたを変える美しい振る舞い』(ワニブックス)など著書累計100万部を超える。

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『知らないと恥をかく 50歳からのマナー』

(西出 ひろ子/ワニブックス)

企業人から俳優をはじめ、数々のマナー指導をしている「マナー界のカリスマ」が監修。若い頃に知った『マナー』、もしかしてもう使えないかも…!? 結婚式やお葬式、仕事などで“立場"が変わったとき、恥をかかないために“これだけは"知っておきたいマナーを、豊富なイラストとともにわかりやすくお伝えしています。

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※この記事は『知らないと恥をかく 50歳からのマナー』(西出ひろ子/ワニブックス)からの抜粋です。

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