マジック11「指をすり抜ける!?輪ゴムジャンプ」とは?
輪ゴムを人差し指と中指にかけてから、手を開くと、薬指と小指に飛び移ります! さらに、逆に戻すこともできます。最後に、もう1本の輪ゴムを指に絡めて「バリケード」を作っても、同じように飛び移ります。
●演技時間・・・約1分
マジック11「指をすり抜ける!?輪ゴムジャンプ」のタネあかし
1輪ゴムを左手の人差し指と中指にかけます。
2右手で輪ゴムを手前に引っ張り、
広がった部分に左手の親指を除く4本の指をすべて入れます。
3輪ゴムをひっぱり、
左手の指をパッと一気に伸ばすと、輪ゴムが薬指と小指に飛び移ります。
同じことを繰り返せば、再び人差し指と中指に戻すこともできます。
4もう1本の輪ゴムを左手の4本の指先に絡めます。
「こうすると、移動が難しくなりますよね?」と説明して、
2、3と同じことをします。
【魅せ方のポイント1】
徐々にハードルを上げる
複数の事柄をプレゼンテーションするときには、提示する順番に気をつけてみましょう。
このマジックの場合、最初に輪ゴムが飛び移るときには1本しか使わないようにしています。その後にもう1本を絡めると難易度が増したように見え、効果的です。徐々にハードルを上げることで、見ている側も「そこまでしてうまくいくのかな?」と、緊張感を持って見守ってくれます。
日向 大祐(ひゅうが・だいすけ)
マジックエアリスト。東京大学工学部卒、同学大学院環境学専攻修士。観客の目の前で見せるクロースアップマジックを中心に、会員制レストランや企業パーティー等で活躍。2009年、イギリスで開催された「Blackpool Magic Convention」にて優勝、日本人初の欧州チャンピオンに輝く。同年、マジックのオリンピック「FISM」日本代表。
ちょっとした「タネと仕掛け」で絶対盛り上がる手品を21個収録。マジックを成功させるのに必要な「人の心をつかむコツ」などもしっかり解説。誰でもすぐに実践できます!