負担も軽減!キレイになるための「ご飯:おかず」の黄金比【管理栄養士が推奨】

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食べなきゃキレイになれません 食べるほどやせて肌も体も若返る食事術 (萩野祐子/KADOKAWA)第8回【全10回】

女優・タレント・アスリートらがこぞって指名する人気管理栄養士、萩野祐子さん。その初めての著書『食べなきゃキレイになれません 食べるほどやせて肌も体も若返る食事術』(KADOKAWA)では、40代、50代からでも理想の体になれる、"食べるほどキレイになる"食事法をたっぷり紹介しています。 今回はこの本の中から、「どんな美容法より効くのは噛むこと」「キレイになる黄金比は『ご飯:おかず=6:4』」といった、目からウロコが落ちるようなメソッドの数々をご紹介します。 食事は毎日、そして一生続くこと。「何を」「どう」食べるかちょっと見直して、一生モノのキレイと健康を手に入れましょう!

※本記事は萩野 祐子著の書籍『食べなきゃキレイになれません 食べるほどやせて肌も体も若返る食事術』から一部抜粋・編集しました。

キレイになる黄金比は「ご飯:おかず」が「6:4」

「キレイになる食事の基本は、ご飯とお味噌汁です」とお伝えすると、「おかずは、どう考えたらいいのでしょう?」「たんぱく質は不足しないですか?」といった質問が返ってくることがあります。

たしかに、ご飯とお味噌汁だけでなくおかずも食べたくなりますよね。だからといって、たんぱく質や脂質といった栄養素の細かい計算が必要となると、ただでさえ献立を考えることが面倒なときは精神的にも大きな負担になってしまうでしょう。

ですが、ご安心ください。そういった問題がすべてクリアになる究極の食べ方があります。それが「ご飯:おかず」の割合を「6:4」で食べる、という考え方です。1日の食事全体を10とした場合、ご飯の割合が「6」で、お味噌汁を含めたおかずの割合が「4」になるようにバランスを考えて食べる、というとてもシンプルな方法。これがキレイになる食べ方の黄金比です。

「ご飯:おかず=6:4」で考えるのは、1食単位ではなく1日単位であることもポイントです。もちろん、麺類であったり洋食であったり、主食がご飯以外になることもあるでしょう。ですが、1日のトータルバランスで考えればOKなので、「じゃあ、夕食はご飯とお味噌汁を中心に食べよう」と、キレイになるための食事を自分自身で整えていくことができるようになります。メニューを選べたり、自炊できるときに「ご飯:おかず=6:4」を意識すればいいのです。その「ご飯:おかず=6:4」の食事の頻度を少しずつでも増やしていくことが理想です。

キレイになるためには、ダイエットも「楽しくコツコツ」長く続けられることが大事。そのためには、毎日のように自宅でとる食事はできるだけ簡単につくれるほうがいいに決まっています。

その点、「ご飯:おかず=6:4」の献立なら、おかずのほうに具だくさんのお味噌汁が入るので、晩ご飯にはあと1品だけ何かをつくればOKです。その1品がお魚やお肉、豆を使ったメニューであれば、たんぱく質もしっかりとれるはず。そもそもご飯やお味噌汁にも、たんぱく質は含まれているので不安になる必要もないでしょう。

おかずを1品だけつくればいいとなると、手間やコストの負担は大幅に軽減されるはず。献立のバランスを考えなくてはならない面倒くささやプレッシャーからも解放されますよね。買い物に行ったりキッチンに立ったりする時間を、よく嚙んで食べる時間のほうに回せたら、ますますキレイになれることも確実です。

 
※本記事は萩野 祐子著の書籍『食べなきゃキレイになれません 食べるほどやせて肌も体も若返る食事術』から一部抜粋・編集しました。
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