『食べなきゃキレイになれません 食べるほどやせて肌も体も若返る食事術』 (萩野祐子/KADOKAWA)第4回【全10回】
女優・タレント・アスリートらがこぞって指名する人気管理栄養士、萩野祐子さん。その初めての著書『食べなきゃキレイになれません 食べるほどやせて肌も体も若返る食事術』(KADOKAWA)では、40代、50代からでも理想の体になれる、"食べるほどキレイになる"食事法をたっぷり紹介しています。 今回はこの本の中から、「どんな美容法より効くのは噛むこと」「キレイになる黄金比は『ご飯:おかず=6:4』」といった、目からウロコが落ちるようなメソッドの数々をご紹介します。 食事は毎日、そして一生続くこと。「何を」「どう」食べるかちょっと見直して、一生モノのキレイと健康を手に入れましょう!
※本記事は萩野 祐子著の書籍『食べなきゃキレイになれません 食べるほどやせて肌も体も若返る食事術』から一部抜粋・編集しました。
「嚙む食事」で小顔&シャープなフェイスラインに生まれ変わる
よく嚙むことが習慣になると、鏡を見るのが楽しくなります。なぜなら、以前の自分と比べて一目瞭然、小顔でフェイスラインがしゅっとしていくのが自分でもわかるからです。
よく嚙むと小顔になる理由は、口のまわりの筋肉が鍛えられるからです。私たちの顔、とくに口のまわりには口輪筋や舌筋、頰筋といった筋肉があります。嚙むことでそれらの筋肉が鍛えられるので、どんどん引き締まっていきます。よく嚙むと頰やあごのたるみの引き締めや口元のリフトアップが自然におこなわれるのです。
フェイスラインがシャープになるのも同様です。年齢を重ねるごとに、むくみやたるみが気になって顔の輪郭もぼやけがちになります。逆にいえば、フェイスラインがくっきりしていれば、見た目の年齢は若々しく見えるもの。よく嚙むことでここを鍛えれば年齢知らずのシャープなフェイスラインが手に入ることになるのです。
自分でつくるいつものお料理も、ちょっとした工夫で小顔&シャープなフェイスラインをつくるメニューに変えることができます。そのコツは次の3つです。
POINT1:素材を大きくカットする
同じ野菜でも、みじん切りにするより乱切りにしたほうが、口にしたときにゴロゴロ感があってよく嚙むことになります。同じように、繊維を断ち切るようにするより、繊維に沿ってカットしたほうが食べ応えがアップするため、嚙む回数が増えます。
POINT2:かために仕上げる
お味噌汁に入れる野菜などの具材も、クタクタになるまで煮込んでしまうより、かために仕上げたほうがよく嚙むことにつながります。茹でる、炒めるといったプロセスが必要なお料理のときにも、応用できるテクニックです。
POINT1:皮つきのまま調理する
かぼちゃやサツマイモなど、皮をむかなくても食べられるものはそのまま食べるほうが嚙む回数が増えるだけでなく、お料理の手間も省けて一石二鳥です。