肩こり改善!腕を胸から使えば肩の筋肉がやわらかくなる【イラストを見れば体が整う】

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『筋緊張がとれ、自律神経が整う イラスト見るだけ整体』著:大橋しん、監修:芦田京子/KADOKAWA)第6回【全8回】

猫背や疲れ、肩こりに腰痛といった不調の原因は「慢性的な筋緊張」です。それらを一瞬で取り除くための革命的セルフケアを伝授しているのが、難治性患者専門の特命理学療法士であり、無意識の筋緊張を取り除く身体技法「アレクサンダー・テクニーク」の第一人者・大橋しんさん。 大橋さんの著書『筋緊張がとれ、自律神経が整う イラスト見るだけ整体』(KADOKAWA)は、見れば体のイメージが変わる、魔法のイラスト集です。その本の中から、体の各部位をほぐしていくことで慢性的な筋緊張を取り除き、体を楽にする方法をご紹介します。

本記事は大橋しん著、芦田京子監修の書籍『筋緊張がとれ、自律神経が整う イラスト見るだけ整体』から一部抜粋・編集しました。

【腕】首こり・肩こりの改善、スポーツ動作の改善

手をできるだけ高く上げてみてください。

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腕は胸から生えている

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腕を胸から使うと肩の筋肉がやわらかくなる

まず、手を上げた姿を想像してみてください。ひとつ質問があります。

腕と胴体の境目はどこでしょうか?

多くの人は、肩のあたりにある「そでの縫い目」だと思っているはずです。

私たちは洋服から身体パーツの区分を刷り込まれているため、多くの方が「そでの縫い目」で胴体と腕を分けて考えてしまいます。

そのイメージを持ったまま手を上げると、どうなるでしょうか?

おそらく、肩が勝手に上がってしまっているはずです。関節がないところで曲げようとすると、本当に曲げなくてもいいところまで動員されてしまうからです。

それでは、上のイラストで指をさしている鎖骨頭(胸の前にある鎖骨の付け根)に指先を置いてから、再び手を上げてみてください。

不思議なことに、指先からスルスルと上がりませんか?

まるで20センチは腕が長くなったかのようです。これは指先を鎖骨頭に当てることで、本当の腕の関節の始まりが認識され、体が必要なだけ使われるようになったからです。

手を上げるとき、何か手作業をするとき、肩を緊張させる必要はないのです。

 
※本記事は大橋しん著、芦田京子監修の書籍『筋緊張がとれ、自律神経が整う イラスト見るだけ整体』から一部抜粋・編集しました。
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