長生きしてころっと逝きたい!そのためのオススメ食材とは

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「長生きして、ころっと逝きたい」を理想的な人生の最期にあげる人は多いのではないでしょうか? 長野県では「ぴんぴんして、逝くときはころっと逝く」という意味の「ぴんぴんころり」という言葉もあるそう。今回は長野県で「ぴんぴんころり」を達成するために推進されている、ある"食材"について紹介していきます。


長野県を長寿日本一に導いた食材とは?

2010年の厚生労働省の調査によると、長野県は男女ともに長寿日本一の県。昨年放送された「その原因、Xにあり!」(フジテレビ系)では、そんな長野県の長寿の秘訣にスポットを当てました。

実は長野県はもともと短命な人の多い県だったのだそう。しかし1980年から県ぐるみで減塩運動や"とある食材"を積極的に食べるようにしたことで、平均寿命が右肩上がりに。その"とある食材"こそ、長野県が生産量日本一を誇る食材"寒天"です。

寒天は、テングサ・オゴノリといった海藻から作ったところてんを凍らせて作ったもの。ところてんを夜間に凍らせて、日中は溶かすという工程を繰り返すことで、長生きに欠かせない「食物繊維」が寒天に凝縮されるそう。

横浜市立大学医学部医学群健康社会学医学ユニットの栃久保修先生は、食物繊維がコレステロール値や血糖を下げ、寿命に関わるメタボリックシンドロームの予防に役立つことを明かしています。実際に3カ月寒天を食べ続けたところ、コレステロール値が下がり、体重が減ったというデータも。


さまざまな形で楽しめる寒天料理

食べる寒天の量は、市販されている状態の4分の1(2g)が目安。毎日食べることで、コレステロール値の改善に効果を発揮します。しかし中には、あまり寒天を食べないという家庭もあるはず。番組では、長野県での寒天の食べ方も紹介されました。

寒天を一度とかして、食材を固めた「天寄せ」は長野県の定番寒天料理。ゴマのペーストや牛乳を混ぜてデザートとして親しまれています。また鍋の仕上げに寒天を入れる寒天鍋や、ご飯を炊く際に寒天を混ぜた寒天ご飯なども登場。

ネット上でも「寒天は混ぜるだけでデザートが出来上がるから大好き! 今は生チョコ風寒天チョコにハマってます」「健康のためにみそ汁に寒天入れて食べるようにしてる。お手軽だし、めっちゃおススメ!」「寒天パリパリにしてサラダにかけたりしてもいいですよ」と、さまざまな寒天料理が。

長野県民のような「ぴんぴんころり」を目指して、あなたも毎日の食事に寒天を取り入れてみては?

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