ぬかの匂いが苦手な人におすすめ。「パン床漬け」で季節の野菜をおいしく!

1803p022_10.jpgみそや漬物など発酵食品は一度にたくさんの量を仕込むイメージですが、「ポリ袋を使えば、手軽に少量を作ることができますよ」と料理研究家の荻野恭子さん。
「使い切りやすい量ですし、冷蔵庫にそのまま入れられて保存もラク。足りなくなったらすぐ仕込めますよ」

そこで、荻野先生お勧めのポリ袋発酵食レシピから、「パン床漬け」の作り方を公開します。

前の記事「みその味わいが楽しめる! 手作りみそで作る、定番みそ料理レシピ」はこちら。

 
ぬかではなく、パンを利用してお漬物が作れます!

ヨーグルトの乳酸菌の力を借りて発酵を促すパン床漬けは、ハンガリーの伝統食です。硬くなったパンが利用でき、食パンの他フランスパンでもOK。ローリエやディルなど好みのハーブを加えれば洋風の味わいに。ぬかのにおいが苦手な人にも試してほしい一品です。

【材料】(作りやすい分量)
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食パン(硬くなったものでも)...300g
ヨーグルト...大さじ2
にんにく...1片
しょうが...1かけ
赤とうがらし...1本
塩...大さじ2
水...2カップ
好みの野菜(かぶ、にんじん、大根、セロリ、キャベツなど)...適量

 

【作り方】

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1. ポリ袋に、パンをちぎり入れる。

 

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2. にんにく、しょうが、赤とうがらしを加える。

 

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3. ボウルに水、塩、ヨーグルトを入れてよく混ぜる。

 

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4. 23を加え、袋の上からもんでよく混ぜる。

 

 

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5. 野菜は食べやすい大きさに切り、4に入れる。袋の上から軽くもんでなじませる。
※今回漬けた野菜はかぶ、にんじん、大根、セロリ、キャベツ。1回200~300gの野菜が漬けられる。

  

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6. ポリ袋の空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫におく。翌日から食べられる。パン床は洗い流さず、一緒に食べてもOK。

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◆保存方法
冷蔵庫で保存。パン床は繰り返し使えますが、水分が増えてきたらパンを足して調整を。2回目以降に野菜を漬ける際は、野菜に塩少々をまぶしてから漬けて。パン床のにおいが変わったり、カビが生えたら、捨てましょう。

  

次の記事「あぁ漬けすぎちゃった...。パン床漬けの"古漬け"野菜は麺料理にアレンジ!」は近日公開。

取材・文/岸上佳緒里 撮影/千葉 充

<教えてくれた人>
荻野恭子(おぎの・きょうこ)さん

料理研究家、栄養士。1954年、東京都生まれ。女子栄養短期大学卒業。これまでに世界50カ国以上を訪れ、食文化の研究を続けている。著書に『ポリ袋漬けのすすめ』、『「乳酸発酵漬け」の作りおき』(共に文化出版局)など。

この記事は『毎日が発見』2018年3月号に掲載の情報です。

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