そのお風呂の入り方、大丈夫? 「お肌カサカサ」にならないための5つのポイント/冬の肌荒れ(4)


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空気が乾燥すると、お肌がカサカサしやすくなりますね。料理や食器洗いで手が荒れる、あるいは、洋服がお肌にこすれてかゆくなることもありがちです。 年を重ねると乾燥肌で困ることが多くなります。毎日のお風呂の入り方のほか、乾燥肌を防ぐために日常生活で気を付けるべきことをお伝えします。

前の記事「コタツの熱で皮膚は急激に乾燥する! 皮脂の少ない人が日常生活で注意すること/冬の肌荒れ(3)」はこちら。

[1] 入浴

3原則
▶ お湯の温度は40度程度
▶ 洗浄は「こすらない」「泡のせ流し」で
▶ タオルは使わず、自分の手で洗う

肌の状態を整える絶好のチャンスだけど、いつもの習慣が逆効果ということも!
熱いお風呂は刺激が強く、上がった後のかゆみにつながります。40度くらいのぬるめのお湯の方がかゆくなりにくいです。お風呂上がりにはすぐに体の水分を拭きとりましょう。また、洗うときにナイロンタオルを使うのは皮膚への刺激が強過ぎるのでやめましょう。皮膚をこすらないように、手のひらでせっけんを泡立て皮膚の上にのせる「泡のせ流し」を。 皮膚が炎症を起こしている部分は、せっけんの使用は控えてお湯で流すだけに。2日に1度にするなど入浴回数を減らすことも有効です

 

◎洗浄液の作り方と洗い方

1 洗面器に少しのお湯と液体せっけんなどの洗浄料を入れる。

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2 指先を利用して、よく泡立て洗面器いっぱいに泡を作る。

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3 泡を手で全身にそっとのせる。汚れは泡の中に浮いてくるのでこすらずにお湯で流す。

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[2] 保湿剤

入浴後3分以内に保湿剤を! その種類をチェックしてから適切に塗布
入浴後にタオルでしっかり皮膚の水分を拭き取ったら、すぐに保湿剤を塗るようにします。 保湿剤は種類がたくさんあるので、ご自身の皮膚に合ったものを選びましょう。

 

[3] 家事

洗濯や食事の支度&片付けは、 なるべく手をいたわるように
洗濯や食器洗いなどで水にぬれた手は、こまめにタオルで水分を拭き取ります。ゴム手袋 は手荒れを起こしてしまう人もいます。手に水分を残さないことを意識してください。

 

[4] 生活環境

部屋の中は乾燥していませんか? 適度な湿度を保つ工夫を
密閉した部屋でエアコンなどを使用すると、空気が乾燥しやすくなるので加湿器の活用を。 部屋全体を暖めつつ、湿度を60%程度に保つのがコツです。空気の乾燥を防ぎましょう。

 

[5] 衣類&食生活

洋服の素材にもご注意! 香辛料や刺激物は摂り過ぎないように
直接肌に触れる下着などは、皮膚への刺激が少ない綿や麻の天然素材がよいでしょう。体 を火照らせる香辛料や刺激物の摂り過ぎも、皮膚の炎症につながるので避けましょう。

 

取材・文/安達純子 イラスト/堀江篤史

<教えてくれた人>
石地尚興(いしじ・たかおき)先生
東京慈恵会医科大学附属病院皮膚科診療副部長。同大学教授。1984年京都府立医科大学卒。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本アレルギー学会専門医・指導医、日本性感染症学会認定医。患者に分かりやすいスキンケア指導でも定評がある。
この記事は『毎日が発見』2017年12月号に掲載の情報です。
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