「私は、中学生の息子と小学生の娘を持つママです。近所に引っ越してきた息子の同級生A君。一度、我が家で夕食を一緒に食べたことをきっかけに、連日夕方に来るようになったんです。さすがに困っていたところ、たまたま彼の母親のSNSを見つけたんですが...」
■A君を迎えに来た母親は恐縮する様子もなく...
ある日、近所に引っ越してきた中学生になる息子の同級生のAくんが「鍵を忘れて家に入れないから親が帰るまで待たせてほしい」と訪ねてきました。
携帯も家に置いてあるし、両親の電話番号もはっきりと覚えていないと言い、私自身もAくんのお母さんとは1、2度挨拶をした程度で連絡先や交友関係が分からない状態でした。
とりあえず玄関先にメモを残してきてもらい、6時頃まで面倒を見るつもりでした。
しかし、その時間になっても「まだ大丈夫」と言いゲームで遊び続けるAくん。
本来我が家では、帰宅後の自宅学習と6時頃には夕食、そして8時頃には下の子を寝かせるという生活リズムがありました。
しかし、その日だけは勉強させるわけにもいかず、特別にゲームで遊ばせていたのです。
さすがに夕食の時間になり、我が家だけが食べるわけにもいかず、アレルギーの確認をしたのち、本人の了解を得て食事を提供しました。
そして8時頃、ようやくメモを見た母親が息子を迎えにきたのです。
その母親はとくに恐縮する様子もなく、ごく普通にお礼を言って帰っていきました。
「困った時はお互い様」とは言いますが、本当に困ったのはその後で、その日以来Aくんが頻繁に遊びに来るようになったのです。
そのことについて相手の親はどう思っているのか?と思い「晩ごはんはいつもどうしてるの? お母さんは心配しないの?」と尋ねてみると、思いもよらない返答がありました...。
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