「尿漏れなんてまだ先」だった56歳の私。玄関に着いた瞬間...人生最大級の失敗に涙した夜<後編>

「56歳の私にはまだまだ無縁だと思っていたまさかの尿漏れ体験。玄関までのあと一歩が間に合いませんでした。唯一の救いはあの日が雨だったことです。私の恥ずかしい失敗を流してくれました...。ついに私も自分の体と向き合う時がきたのかもしれません」

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■尿漏れ対策をついに決心

詳細をお話しするのはとっても恥ずかしいのですが、ちょっと立ち止まって息を整えたら耐えられるかもしれない、そんな一瞬の抵抗もむなしく、決壊しました...。

ちょっとだけで抑えて、家に駆け込もうと思ったけれど、もう一歩も動けなかったのです...。

ラッキーだったのは横殴りのひどい雨の夜だったこと。

しばし雨に打たれたまま、全面降伏。

まるで夢を見てるような数十秒...。

雨に濡れたのだと自分に言い聞かせて、風呂場に駆け込みました。

シャワーを浴びながらちょっと泣いていたかもしれません。

「雨」に濡れたジーンズも靴も一緒にシャワーで洗ってしまいました。

そして思い出したのは、幼稚園時代の出来事。

お弁当を食べている時、トイレに行きたい、とすぐに先生に言い出せずに、食べ終わってから立ち上がったタイミングでお漏らしをしてしまったのです。

その時、傍にいた先生が、わざとお茶を私めがけてこぼしたのです。

「あら、ごめんなさい、お茶をこぼしちゃったわ」

先生が機転をきかせ、私が恥ずかしい思いをしないで済むように配慮してくれたのです。

おかげで私はその後一度も友だちにからかわれずにすみました。

その時の感触をリアルに思い出すほどこの事件は衝撃でした。

でも、これが昼間だったら? 誰かと一緒にいる時だったら? 雨が降ってなかったら? 

そう考えれば考えるほど冷や汗が止まりません...。

それ以来、ちょっとでも尿意を感じたらとりあえずトイレに行くようになりました。

対策として、尿道を支える筋肉を鍛える運動もあるようなのですが、なんだかまだ決心がつきません。

ううん、意地を張らずにこっそりやっておくべきかな...。

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