福祉のプロが目撃した「年金未納の高齢者」の過酷な現実。ある別荘地が抱える老後問題とは...<後編>

「高齢者福祉に関わる息子に高齢者の現状を聞くことがあります。もちろん、孤独死などの問題もあるようですが、年金未納が原因で、生活が困窮してしまうケースが多いのだとか。きっと、私の町だけの話ではなく、どこでも起こっている問題だと思います。『将来はもらえないから払わない』と考えていると、大変なことになるのではないかと痛感しました」

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■若い人に言っておきたいこと

私がよく行くスーパーでは、夕方5時過ぎにはお総菜が2割引きから半額ぐらいまで割引きされます。

その時間に行くと、高齢者の方たちがお総菜が半額になるのを待っているのをよく見かけます。

それも1人や2人ではなく、かなりの人数です。

1人で別荘地に住む高齢者の方は身寄りのない人も多く、高齢者福祉に従事する市の職員の方が定期的に訪問しているそうです。

また、市の職員の方は、近所に住む人からの連絡で訪問することも少なくないのだとか。

「ここ何日か電気がつけっ放しで、覗いてみるとテレビもついているようだから見に来て」

そんな連絡を受けると、警察に連絡することもあると聞きました。

公になっているのか分かりませんが、高齢者のこのような状況は問題視すべきだと感じます。

裕福な高齢者の方も多いと思いますが、一方で年金をまともに納めてこなかったため、困窮している方もいます。

働いていても、体の具合が悪くなったり、仕事がなくなったりして大変な思いをしている方もいます。

若い人たちで、年金なんてもらえるか分からないから納めないと言っている人たちがいるようです。

厚生労働省のホームページを見ると、国民年金の納付率が低いと感じました。

「将来は年金なんて当てにならない」と言って、将来を考えずにいると、困ったことになると思います。

年金がもらえる年になったときに「年金が入る」というありがたみを感じるのではないでしょうか。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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