老人が子どもにを怒鳴りつける公園。シャボン玉で遊んでいたら鬼の形相でやってきて...<後編>

「孫を連れて行った公園でのトラブルです。私たちは、シャボン玉をすることにしました。すると、隣のグラウンドから鬼の形相で年配男性が来て、『ここでシャボン玉遊びをするな』と怒鳴るではありませんか! その公園は広く、見渡す限り川と森。一体何が問題なのでしょう...。公園はもはや、子どもたちの遊び場ではなくなったのかと悲しくなりました」

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■子どもが遊べない公園? ネット記事を思い出し...

なんと、公園の隣にあるグラウンドから、おじいさんがこちらに向かって歩いてくるのです。

...鬼の形相で。

そして私たちに近づくやいなや、「ここでシャボン玉をするな!」と大きな声で怒鳴り始めたのです。

突然の事にびっくり仰天の私。

同時にムッとなりつつも、ここは「冷静に、冷静に」と自分に言い聞かせ、「何が問題なのか分からないので教えてほしい」そう伝えてみました。

すると、そのおじいさんは怒りながらこう言いました。

「自分達はグランドゴルフを楽しんでいる。その近くでシャボン玉なんかされたら邪魔でしょうがない。ここで遊ぶんなら周りに迷惑かからないやり方で遊べ!」

いきなり怒鳴られたのには正直とってもムカついたのですが、相手はお年寄りです。

それに、周りにはそのおじいさんのお仲間がたくさんいて、したり顔でこちらを睨みつけています。

恐らく、メンツとやらもあって、きっとこのおじいさんは何を言っても聞く耳はもたないだろうと思えました。

つまりこれ以上は不毛な時間です。

「これも謙譲の美徳だ」と無理やり自分に言い聞かせその場を後にしました。

この時、同時にあるネット記事を思い出していた私。

「今や公園は子供の遊ぶ場所ではない。あれもダメ、これもダメというクレームに敏感に対応した結果、公園では遊べなくなり子どもが姿を消した。その代わりにお年寄りが過ごす場所に変わった」

確かそんな内容でした。

「アレはこのことだったのね」と納得。

記事そのまんまの出来事を経験した訳ですから。

この出来事以来、我が家のシャボン玉は子ども専用の公園、山、海辺、雨の日の自宅のベランダが定番の遊び場となりました。

そんな工夫をしながらも、「郊外の大きな公園ですら子どもが自由に遊べない世の中っていったい何?」そう思わずにはいられないモヤモヤする出来事でした。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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