大病の息子を前でも「趣味に没頭」!? 「家族に愛情がない父」の仕打ちに家族は...<後編>

「父は昔から家族に対し無関心でした。私(男)が10年ほど前、大病で入院した時も、心配する様子もなく、俳句を口ずさんでいたほどです。家庭内でも誰とも話さず、書斎にひきこもる父。家族はもう諦めています。そのような境遇をつくったのは父自身です。それなのに、親戚にあることないこと言い回っているようなのです」

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■祖母の法要で息子たちを排除した父

ですので父は、母や母になついている私たち兄弟にいい思いを持てなかったのかもしれません。

その祖母が数年前亡くなり関係が改善されると思いきや、その初七日の法要の席で、なんと父は私や兄弟を完全に排除したのです。

小さい子どもであればそういうこともあるかもしれませんが、すでに40歳を迎える私たちを排除するとは、私に言わせれば言語道断。

というか、まあ私自身は良いのですが、人様からはどのように見られているものか...。

それが全く気にならないのが私の父なのです。

よほど母や私たち兄弟のことが憎いのか、どこか頭の回路がおかしいのか...訳が分かりません。

今ではよほどのことがない限り、母や私たち兄弟が父と話をすることもなく、父はいつも一人書斎にこもって趣味にいそしんでいます。

一人でいるのがよほど心地よいのか食事も書斎でとっています。

私や母は、もはや話の合わない父と過ごすのも苦痛なのでそれでも良いのですが、ただ一つだけ困っていることがあります。

それは、父がそのような境遇にいることを外であることないこと言って回っているのです。

ご近所や父の友人たちにとっては、私たちが完全に悪者になっています。

それもこれも、父が自分で招いたことだというのに...。

納得できません。

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