まるで「別居」が救い!? 理屈夫との息苦しい結婚生活の末、「妻が選んだ道」は

「今から約30年前の話になります。当時24歳の私は8歳年上の彼と結婚しました。幸せな時間は長くは続かず、私たちはまるで『上司と部下』のよう。分かり合えないけれど、歩み寄らない関係になっていました。その後、夫の転勤をきっかけに別居をした私たちは...」

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■2人でも寂しい結婚生活。夫の転勤に私の選択は...

そして1人で孤独はあたりまえだけれど、2人でいても寂しいなんて結婚ってこんなものなのかと思ったのでした。

分かり合えないけれど、歩み寄らない、そんな結婚生活。

彼は基本的には優しい人だったのですが、落ち込んだりしない、強い人でした。

そんな彼に迷惑を掛けたくない、落ち込んでいる自分を見せられないと思いました。

若かった私にはつらいことでした。

そんなとき、彼に転勤の話が持ち上がりました。

私は彼と2人きりで知らない土地で誰とも1日中しゃべらないという日々を想像したら気がへんになりそうでした。

そこで、自分の仕事を理由に転勤についていかないという選択をしました。

彼は理解してくれたのか疑問でしたが、あまりに私が拒否していたのでしかたなく応じてくれました。

別居という形になりましたが、その頃はまだ離婚とまではお互い考えていませんでした。

ですがこのことがきっかけで、私は結婚生活を見つめなおす時間を持てたのです。

結果としてはその数年後に離婚になるのですが、このときついていかなくて本当によかったと思っています。

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