「かわいくない方の孫」「嫁の産んだ孫はかわいくない」母の毒舌&孫差別で家族関係に亀裂が<後編>

「80代の母の毒舌と孫差別に困っています。平気で『嫁の産んだ孫はかわいくない』と言い放つ母。近所には兄家族と3人の孫もいるのですが、当然、義姉とはあまり関係がよくありません。どうやって母に注意すればいいのか。悩ましい毎日です」

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■「だってかわいくないんだもん」と開き直る母

最近一人暮らしの母を心配して時折遊びに行くのですが、母は孫の顔を見てもすぐには誰かわからないことも多く、半分本気で「誰だったかしら」。

そして例えば私の長男が「〇〇(長男の名前)だよ、ばあちゃん覚えてる?」と言うと、「ああ、思い出した、かわいくないほうの孫ね」などと毒を吐きます。

初めは戸惑っていた子どももそのうち慣れて、自分から「かわいくないほうの孫が来たよ」などと先手を打つように。

でも義姉はそういうやり取りを快く思っていないようで、義姉の子どもに同じような接し方をすると、露骨に嫌な顔をします。

私は母の毒舌になれているのでいつものこと、と思っていたのですが、もちろん義姉が不愉快になる気持ちも十分わかります。

ですので母には「やめなよ」とたしなめるのですが、余計に「だって、かわいくないもんはかわいくないんだからしょうがないじゃない」と開き直って、改める素振りもありません。

なんだかんだ言っても一番近くにいるのは兄家族ですし、これから面倒をかけることも多いと思います。

もう少しかわいげのあるおばあちゃんになってくれたらな......思っていても冗談でも口に出さないほうがいいことはあるのにな......と思うのですが、どう言えば母にわかってもらえるのか。

モヤモヤしているこの頃なのです。

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