触りたくない! 裏返しのまま洗濯物を出す「家庭内別居中の夫」に仕掛けた「ささやかな報復」<後編>

「息子と娘がいますが、結婚25年になる夫とは家庭内別居中です。触りたくもないのに、洗濯物を裏返しのまま出す夫。注意するにも、モラハラ夫との会話すら苦痛な私が出来るわけありません。そこで、私が考えたある報復とは...」

触りたくない! 裏返しのまま洗濯物を出す「家庭内別居中の夫」に仕掛けた「ささやかな報復」<後編> 4.jpg

■「ささやかで簡単」な夫への報復とは...

その頃は私も夫に対して自分の意見を言えていたはずなので、裏返しだったら、「脱いだらちゃんと表に返してから洗濯に出して」と言ったはずだからです。

ただいつの頃からか気が付いたら、毎回下着のシャツは裏返し、カッターシャツもワイシャツも袖が中に入ったまま洗濯に出されるようになっていました。

すごく急いでいたときなら仕方ないとは思います。

でも毎回毎回裏返しに脱いだままの服を洗濯に出すなんて、小さい子供じゃないんだから、私はあなたの母親じゃない、と思ってしまいます。

裏返しに脱いだのだとしたらそのくらい自分で表に返せ、と憤りを感じるようになりました。

ゴミはゴミ箱にちゃんと捨ててとかと同じ、そういう些細なことの積み重ねが大きなストレスになります。

母親じゃないと言いましたが、我が家の息子は特に私が注意したわけではありませんが、裏返しの洗濯物を出したことは一度もありません。

それが普通かと思うのですが。

夫はもう私に気を遣う必要がないと思うようになったのか、あるいは私に対する嫌がらせなのか、と思うようになりました。

そんな私が、考えたささやか報復。

それは裏返しのまま表に返さないということです。

なんて簡単なことでしょう。

夫が着るときに嫌ならば表に返せばよいのです。

自分で裏返しにしたのですから、自分で表に返せばよいのです。

ただ、自分で表に返したものをまた裏返しに脱ぐのか、はたまた裏返しのまま着てそのまま裏返しに脱ぐのかはわかりませんが、やはりまた裏返しのまま出される洗濯を見ると、この人何なんだろうとイラッとするのは変わりありません。

ですが、ストレスは少し解消されるようになりました。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP