触りたくない! 裏返しのまま洗濯物を出す「家庭内別居中の夫」に仕掛けた「ささやかな報復」<前編>

「息子と娘がいますが、結婚25年になる夫とは家庭内別居中です。夫の洗濯物なんて、触りたくもないのに、洗濯物を裏返しのまま出されるんです。モラハラ夫とは会話もしたくないので、注意もできないまま...。そんな私が思いついたささやかな報復とは?」

触りたくない! 裏返しのまま洗濯物を出す「家庭内別居中の夫」に仕掛けた「ささやかな報復」<前編> 4.jpg

■心の中で繰り返すモラハラ夫への文句

夫の洗濯物が、今日もまた裏返しのまま洗濯カゴに放り込まれています。

触るのも嫌な夫の汚れた洗濯物。

いちいち広げてチェックするなんてことはしたくもないので、そのまままとめて洗濯機に突っ込んで回してしまうのですが、いつも洗濯機から取り出す瞬間に、その洗濯物が裏返しであることに気付きます。

もう何年も続いていることなのに、未だにそれに慣れることはなく、私は裏返しの洗濯物を見て今日もまたイライラとむかついてしまうのです。

なぜむかつく前に夫に注意しないのかというと、それには訳があります。

私は結婚当初からの夫のやさしさや思いやりのない言動の数々に精神的に追い詰められ、夫と一緒にいると体調が悪くなるようになりました。

現在では家庭内別居状態で、家の中でも同じ空間にいるということはほとんどなく、最低限必要なこと以外は会話もありません。

夫に文句を言いたいことがあっても、話しかけた時に向けられるのは冷たい視線、そして冷淡な態度。

相談事に返事をしてくれることもなく、無視がほとんどです。

話しかけた時に夫の言動から受ける精神的苦痛や無視されるストレスに耐えるより、話しかけないほうがいいと、私はいつからか夫に話しかけることをしなくなりました。

特に夫の非を責めるような内容の話をした時には、素直に「そうだね」なんて改めてくれることなどは当然ありません。

何度も逆切れされ、怒鳴られることになります。

それが怖くて、心の中で何度も繰り返している夫への文句を口にすることができずにいます。

もう記憶も定かではありませんが、結婚当初は裏返しの洗濯物を出すことはなかったような気もします。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP