年下彼氏に人生をボロボロにされたアラフィフ親友「助けて」深夜に駆けつけた私が見た「光景」<前編>

「7歳年下の彼氏に人生をめちゃくちゃにされたアラフィフの親友。面倒見のいい彼女は、はじめは交際を楽しんでいるようでした。しかし、後に、とんでもないモンスター彼氏であることが発覚するのです...」

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■年下彼氏と交際していた親友。半年を過ぎた頃から異変が

私には幼いころからの親友Aがいます。お互いさばさばした性格で、物事をはっきり言うタイプなので、男友達はできても彼ができないという学生時代を過ごし、2人とも地方公務員として就職しました。

Aは実家から通勤しています。

ある日2人で買い物に出かけた先で、Aがナンパされました。

Aは童顔でふだんから5~6歳は年下に見えることがあるのです。

私からしたら羨ましいのですが、A自身はそうは思っていない様子でした。

ナンパしてきた彼はAを同じ年位だと思って声をかけたようでしたが、実際はAより7つも年下で私も驚きました。

彼の見た目は真面目そう、話しぶりも穏やかな好青年という感じで、さらに有名な企業の営業をしているとのことで、今までこんな風にナンパをしたことはなく初めて声をかけたのがAだったとのこと。

元来の性格に加え、面倒見の良いAなので、年下の彼のちょっと甘えん坊な感じ、でもがんばっている様子がかわいく思えたのか、その日に交際成立。私はAの恋を応援すべく、何かあったときは相談にのる役を仰せつかりました。

彼は、地方から出てきて1人暮らしをしていました。

家の外でのデートはたった数回、その後は彼の部屋が逢瀬の場所になっていったそうです。

行くたびに食事を作り、その材料費はA持ち。それだけでなく、彼の服や雑誌等、水光熱費までもがなしくずし敵にAの支払いになっていったそうです。

面倒見のよいAは、自身の貯金を削っても彼の世話をすることが楽しいと、彼の部屋に入りびたりになっていきました。

後でわかったことですが、彼は実は自分の勤務先を詐称していました。

大手企業の営業マンではなく、飲み屋の客引きとして働くフリーター。

それもAと出会った後、上司と合わないとかで自ら辞めたようでした。

そして、彼が住んでいたアパートを引き払い、新たにAが借りたマンションに2人で住み始めました。

半年が過ぎたころでしょうか、Aに異変が起こり始めました。

今まで笑顔で彼とのことを語っていたAが目に見えて痩せ始め、仕事も休みがちになってしまったのです。

心配した私はAと何度かコンタクトを取りましたが、A自身が体調が悪いだけだからとのことで、しばらく距離をおく日々が続きました。

そんなある日Aから「今すぐ来てほしい。両親には言えないからお願い」と連絡があり、深夜でしたがすぐ駆けつけました。

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