「40代の女性です。小学校に通う友人の息子さんに起こった出来事です。自分の大切な子どもがこんなひどい目に遭ったら許せますか!?」
■無責任な担任に日に日に募っていく不信感
5年くらい前、私の友人Aさんが遭遇した理不尽かつ非常識な話です。
Aさん(37歳)にはB君という小学6年生の息子がいます。
私もB君のことを幼い頃から知っていて、少し引っ込み思案なタイプではあるものの、明るくてとても心の優しい男の子です。
B君が小学校へ入学したばかりのことです。
おとなしく気が優しいB君は、入学早々クラスのガキ大将のいじめの標的にされていたようなのです。
クラスメイトのママ友がAさんに教えてくれて発覚したようでした。
本人に聞いても母親を心配させたくなくて話してくれないため、Aさんは心配になり学校に問い合わせました。
すると、担任から「特にいじめなどではなく、遊びでじゃれ合っているだけなので心配には及びません」と言われたそうです。
しかしある日、学校の休み時間に起きたアクシデントで「B君の歯が折れて出血がひどいので迎えに来てほしい」と学校から連絡がありました。
Aさんが慌てて学校へ迎えに行ってみると、信じられない光景を目にしたのです。
■ただのアクシデントではなく傷害事件レベル!
まだ生え変わるような段階でもなかったB君の前歯(乳歯)2本が根元から折れており、かなり出血していたそうです。
Aさんは学校で何があったのか担任に説明を求めると、クラスメイト(例のガキ大将)と遊んでいたところ、アクシデントで相手の手が当たって折れてしまったとのこと。
ですが、どう考えても子どもの手が当たったくらいで、前歯2本が根本から折れるはずがありません!
その場をちゃんと見ていなかったのか、担任の説明はとても曖昧で、信用できるような内容ではなかったそうです。
歯の生え変わりの段階で、ぶつかる前からぐらついていたならともかく、歯が折れてしばらく出血も止まらなかったらしいので、かなり痛みがあったはずです。
話を聞いたときはB君がかわいそうでなりませんでした。
前歯が折れるくらいの衝撃ということは、何か道具を使って叩いたのでは? と想像してしまいます。
Aさんに「その相手の親からはすぐに謝罪はあったの?」と聞くと、当日すぐに学校から連絡が入っているはずなのに、その親子が家に謝罪に来たのは2、3日後だったとのこと。
しかも、大した謝罪の言葉もなく、子どもに「B君これからもまた遊ぼうね」と言わせただけでした。
その後も担任と話すことがあったそうですが、定年間近の担任は消極的な対応だったそうです。
事なかれ主義というのはこういう人のことを言うのでしょうか...。
無責任で理不尽な学校の対応、非常識な相手の親子、聞いているだけで腹立たしくて仕方がありませんでした。
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