「50代の女性です。おめでたい義妹の結婚に水をさす気はないですが、義弟になる結婚相手のあの発言は許せません!」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■シングルマザーで頑張っていた義妹がついに結婚!
私のアメリカ人の夫(44歳)には妹(41歳)が1人います。
アメリカでシングルマザーとして暮らしていましたが、3年前にシングルファーザーの男性Aさん(40歳)と結婚することになりました。
日本に住む私の夫も兄として応援していたのですが、このAさんはあまり物事を深く考えず行動することがあり、結果、夫と義妹が大喧嘩にまで発展したことがありました。
2人とも息子が1人いるシングルペアレントです。
結婚後に「4人で暮らす家を探している」と、義妹から連絡がありました。
しかし、家賃の高騰や治安の問題、また思春期の男の子2人にそれぞれ個室が必要など、なかなか希望通りの物件がなく、困り果てていた様子でした。
離れた場所に住んでいる私たちにはどうすることもできず、夫は妹の話を聞いてあげるのが精一杯の状態です。
そんな中、Aさんが勝手に家を決めてしまったのです。
その物件に入居するためには、大家に一定の金額を預ける必要があり、それがかなり高額だったため義妹は大反対。
しかし、Aさんは一歩も譲らなかったため、義妹は困り果ててSNSに愚痴を投稿。
それを私の夫が見つけ、結果的に私も知ることになりました。
入居ができなくなるのではと心配しましたが、結局お祝いも兼ねて私たちが半分を出すことで入居可能となりました。
一時期は結婚も破談になるかとヤキモキしていたので、解決して本当に良かったと思っていましたが...。
■お祝いを兼ねて援助したのにAさんは...
しかしある日のことです。
夫がAさんのSNSを見ると「金策しなくてもゲットできた。ラッキー」といった投稿が...。
それを読んだ夫は驚きと共に怒りが込み上げ、義妹に連絡。
また、私がその投稿を見て傷つくのを防ぐために、Aさんにその投稿を削除するように言ったそうです。
しかし運悪く、私は削除前に投稿を見てしまいました。
読んだ私は最初、怒りよりも戸惑いが大きく、その真意を確認したいと思いました。
AさんにDMを送ったのですが、私が英語を理解できないと思い込んでおり「英語だから意味が分からなかったの?」と言い放ち、悪びれた様子もありませんでした。
さらに、義妹から「(Aさんは)仕事を最近サボりがちで収入が減っている」と聞いていたため、私と夫は堪忍袋の緒が切れてしまいました。
私と夫はZoomでAさんに猛抗議。
当初の戸惑いはどこへやら、私は怒りのあまり英語ではなく日本語で大説教。
Aさんは全く日本語が分からないため理解できないはずですが、普段見せない私の鬼の形相に、自分が何をしでかしたのか理解したようでした。
新居のためと私たちが送金したにも関わらず、このSNSの書き込みですから、夫の怒りも相当なものでした。
義妹がAさんを擁護する発言をしたのも許せなかったのでしょう。
義妹にかなり厳しい言葉で話していました。
これで話がこじれてしまい、最終的に夫と義妹の兄妹喧嘩に発展。
喧嘩の中身は子どもの頃の事やら、過去のSNSでのやり取りの事など、今回の新居の件とは関係ない話も多く、ある意味純粋な兄妹の大喧嘩でした。
2人がヒートアップしすぎたせいで私は怒りが冷めてしまい、結局、私とAさんがそれぞれパートナーをなだめるという結果になりました。
最終的にAさんには、今後はきちんと仕事をし、義妹と共に子どもたちを育てること、問題のSNS投稿は削除すること、物事はよく考えてから行動することなどを約束させ、事態は収まりました。
その後、2人は無事に結婚しました。
Aさんはあの騒動以降は真面目に働き、また子どもたちの事にも真面目に取り組む、良き父親になっているようです。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。