「義母はお金にシビア、いえ、がめつい人です。頼んでもいない料理を持ってきては代金を要求し、仕送りもしているのに、毎月のように追加をくれと言ってきます。腹立たしく思いながらもできる限りのことをしていたのですが、ひょんなきっかけで義母の許せない発言が発覚しました。いろいろしてきたのに...もう許せません」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
義母(77歳)の話です。
義母はお金に関してとってもシビアな人で、私はついに不満が爆発してしまいました。
かなり前のことです。
ある日、料理好きな義母が私に「これ作ったから食べてみて」と、料理を持って来てくれました。
仕事をしていた私にとってはとても助かりますし、素直に「ありがとう! 助かります」と喜びました。
しかし喜びも束の間、義母が次に発した言葉は「あんまり手間は掛かってないから、3000円で大丈夫」でした。
「え? お金払うの?」
私は真っ先にそう思いました。
正直、親からの差し入れにお金は必要ないと思っていました。
ただ、材料費は必要でしょうし、わざわざ来てくれたことを考えると、お金を払うのは仕方がないかもしれません。
そう納得する反面、正直3000円払うなら自分で買い物をしたほうが安上りでは? なんだか腑に落ちないままお金を払いました。
この一件依頼、義母は定期的に料理を持ってくるようになり、毎回2000円~3000円払う羽目になったのです。
とどめは「5000円事件」。
ある日、義母はいつものように料理を持ってくるなり「今日は仕込みにも時間かかったし、材料代もかかったから5000円ちょうだい」と言いました。
「は? 5000円...!?」
外食レベルの金額に目が点です。
手料理に5000円ってありえます!?
ぶっちゃけ、こちらから頼んでいるわけではなく、食べたい物でもないのに5000円を払う必要があるなんて...もう迷惑でしかありません。
そもそも1回の食事に5000円もかけるなんて、私には考えられません。
さすがに腹が立ち、夫(51歳)から料理のデリバリーを止めるように言ってもらいました。
毎回、頼んでもいない料理にお金を払わされるのはたまったものじゃありません。
そもそもですが、我が家は義母に毎月仕送りをしています。
というのも、夫とは7年前に結婚したのですが、結婚する前から仕送りをしているというので、結婚後も何万円か毎月義母に渡しているのです。
それだけに留まらず、イレギュラーな支払いが発生したときには援助の連絡がくるので、断る訳にもいかず、仕方がなく払っています。
内心、どれだけ息子の稼ぎをあてにするんだ、そう思っていました。
ただ、これだけでは満足できないのでしょう。
義母は月末近くになると必ず私に連絡をしてきます。
やれ健康食品が、やれほしいものがあるんだよとか、口実はいろいろ。
こちらが逡巡する気配を漂わせると「年金だけじゃ暮らしていけないよ」です。
漫画:にーや/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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